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小学校、宿泊行事の体験記1

これから10日ほど、いろいろ書き込めなくなると思うので、

 
以前、海外旅行をするときに、「小学校の宿泊行事の体験記をアップする」と書いておきながらできなかったそれを、3回に分割してアップしていきます。

これは、ちょうど1年前に、
ピカリン(このとき小6)が、修学旅行をして、
その体験記を書いてみないか?と、仙台のあっぷるんるんクラブ(アレっ子・大人の会)の方から声をかけていただいて、書いたものです
少し表現も直そうとは思っていますが、
当時、海外旅行の「か」の字も考えていなかったし、
今より未熟な面も多くて、
最近まで書いてきたことと、ちょっと食い違うこともあると思うのですが、
そのあたりは訂正せずにアップ
しようと思いますので、
ご了承のほどをよろしくお願いします。

また、いくつかほかの雑誌(アレルギーの親系)にも転載されたので、もしかしたら読んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。
この点も、ご了承ください。

あと、もうひとつ。
コメントに返事をつけられないと思うので、
この3回に限って、コメント投稿できないようになっています
「いや、返事はなくてもいいから!」
と言ってくださる方がいらっしゃるかもしれませんが、
自分が、気になってしまうたちなので、
このような措置をとりますこと、どうかお許しください。
再来週には、今までどおりになると思います

 

・・・・・・・・・・・・ここから体験記・・・・・・・・・・・

  

 先日、小学6年生の上の子の修学旅行が終わりました。
 弁当持参の小学校生活が始まって以来、外泊を伴う学校行事への心配・不安は常にありました。最大イベントが終わって、かなりほっとしています。
 同じような不安をお持ちの方に、それぞれの状況は様々であると思いますが、何かの参考になればと思い、5年生の一泊旅行、6年生の二泊旅行の件を中心に寄稿させていただきます。

子どもの状況;小学6年生女児(4年生まで宮城県塩釜市在住。現在山形県某地方在住)
  除去=4大除去。プラスそば、ナッツ類、魚介類。
         (ミソ、しょうゆはOK。豆腐・小魚あたりは徐々にとり始めている)
  ダニ・ハウスダストアレルギー
  化学物質過敏症(有機リン系農薬の曝露による神経伝達障害の経験あり。症状はすでに消失)
  紫外線にも過敏反応
  ショックに至らない程度のアナフィラキシー症状により、緊急入院の経験あり(くるみ入りのクッキー)

 
1.4年生までの(通常食の人達との)外泊経験
 「やる気になれば、外国旅行もものともしない、アレルギーっ子を育てたい」という方針のもと、「食べられないからやれない」という考え方をなるべくしないようにして育てているつもりでいます。
 食べられなくても、面白いことはたくさんある! 食事の困難は自ら克服! 楽しいことを見つけて、どんどん外に出よう。
 という希望通り、ものすごく外出(外泊)好きなアクティブな子どもに育ち、それにつき合う親の方が息が上がってふうふうしています。
 口で言うのとは裏腹に、心の中では心配でたまらず、結構「予行練習」的な外泊もしました。家族以外の人との外泊では、まず子ども会のキャンプ。これは親が同伴して、食事の準備もする。初めてのこのような外泊での子どもの様子を観察。次に親を伴わず子どもだけで、他人との外泊をしたのは、某団体のキャンプでしたが、アレルギー経験者も多い団体でしたので、事前交渉も楽。安心して参加させました。それでも他の子と同じようにはいかないので、子どもは心配事は大人に相談して、食べられそうもないものは自主的に避けていたようです。十分楽しんできたので、安心しました。

2.ひっこし
 アレルギー対策が、それなりに進んだ仙台圏から、今のところ除去のお仲間が全く見つからない今の地に引っ越しました。
 学校給食に弁当を持参するという交渉、子どもが自ら参加申込をした県主催のキャンプでの交渉。
 アレルギーに除去食対策があることは、かなり認知され、一から説明しなくてはならない、というようなことはないものの、それでも食事交渉は、気を使いました。なんというか・・・話の通じ方が、前と違う…以前はすっと通ったところが、妙に引っかかってくる・・・うまく説明できないのですが、相手の方が(それがクラスの親であっても)、アレルギーや除去食のイメージがうまくつかめず、それで、私の言うことも良くはわからないけど「大体わかったかも」という雰囲気で「終わってしまう」のです。以前は、自分達は除去はしなくても「共感」してくださる方が多かったし、相手からの質問もかなり突っ込んだものであったのに、そうならないので、どこまで通じたのかもわからず、なんだかこちらも妙に疲れたりしています。

3.5年生の一泊旅行(実はあまり思い出せません。ごめんなさい)
 近隣の市への旅行です。
 「少年自然の家」に泊まりました。
【経緯】
 学校行事ですので、まずは何事も担任との相談がスタート地点です。この時、不安な点と、その対策案を複数、紙に箇条書きにして呈示すると、担任も安心するし、考えやすいし、担任自身が先方施設と相談するのに便宜なようでした。
 食事以外の点では、2段ベットだという事を確認したので、上の段にしていただくこと(下の段だと埃をかぶる)。そば枕でしたので、同室の子には、枕にビニールをかけるという協力をお願いする、という点をお願いしました。また、寝具対策として、シェルフを持っていくことを許可していただきました
 自宅から車で一時間くらいのところに宿泊の予定でしたので、親が施設に直接お話をしに伺えたら、という件も付け加えた上で、まず担任が施設と交渉。除去食の対応は前向きに考えるが、具体的にお話をしたい、とのお返事でした。
 ここの施設で去年宿泊した生徒のうち、発疹が出た生徒が複数おり、寝具のダニが疑われて、学校と施設でやり取りがあったという経験話がありました。当然、私は顔面に縦線ザー。
 先方に電話して、都合の良い日時を聞き、施設見学をさせてもらう事と食事の相談をすることを決めました
 また旅行当日の父親の都合も良かったので、近くの施設に父親が泊まることにしました。その理由は、まず、自分達がまだ引越しをしてきて日が浅く、地域の全体的な病院体制もつかんでいないので、万が一子どもに何かあった場合の適確な指示をあらかじめ呈示することができず、何かあったら、親がすぐ付き添えるようにする必要がある、と思ったためです。また、今まで重度アレルギー児を経験したことのない地域でのことで、担任団の先生方の心理的負担があることが考えられ、その負担が、親がすぐ動ける場所にいる事で軽くなるなら、それが良いと考えたこと。それから、前述のような経緯のあった施設なので、万が一、「ここでは寝られない!」となったとき、睡眠時だけは、親のいる施設に避難するすることが可能になると考えました。 
 ということで、施設の下見、食事の交渉、それから父親の宿泊施設の下見、をやりました。
 結局、施設の力量では、うちの子ほどの除去の対応は無理ということになり、私が夕飯と朝ご飯と弁当をつくって施設に持参し、温められるものはレンジで温めてもらって食べる、という方法をとりました。(弁当は、トンつくねバーガーにしたような気がする)
 また、施設が森の近くだったので、「殺虫剤を使いますか?」と聞くと、使うとのこと。ベープマット等は使わないでもらい、噴射式の殺虫剤は、子どもが室内に入るよりずいぶん前に、撒いておいてもらうように頼みました(薬剤が残らないように)。
 寝具には、掃除機をかけたシェルフを持参しました。
 また、前日あたりから、普段は飲まないのですが、予防のための抗アレルギー剤を服用し、旅行期間中も続けました。万が一喘息が起きた時用の薬も病院で処方してもらい、持参しました。
 結果、他のお子さんで、喘息様発作が起こった子がいたりしたようですが、我が子はなんともなく、楽しくすごせたようです。
 父親は、一人さびしくすごしたようです。

 
【思ったこと】
・「以前、除去対応をしたことがある」というお話だったので、それではうちの子の場合も大丈夫?という相談のつもりで交渉しました。先方は、あらかじめ当日の一般用メニューを用意して、具体的に一生懸命聞いてくださり、提案もしてくださって、ありがたかったです。が。以前やった除去食対応で失敗した話(うっかり食べられないものを出してしまったとか)を笑いながらされているので、がびーん。この話から後は、「なるべく我が家の方で用意して持参します」という方向に、心の中で相談の方針を変え、結局、そのようにしました、でした。
 教訓;「除去食やります」の程度にはいろいろある。認識・知識の差もある。安心してはダメ。
・施設との交渉は、自分でできるが、これとあわせて、担任の緊張ほぐしも大切。「万が一事故が起こったら」に担任は弱い。「こんなに安心だよ」という情報の提示も大切。楽しい旅行にするためにも。
 また、本人も5年生にもなったので、そろそろ交渉術も勉強して欲しいと思い、交渉の内容や結果は、逐一子どもに報告して、イメージと自覚を持ってもらうように心がけました。(いつまでも、親が面倒を見られるわけではないので)

 

・・・・・・・・・・次回へ続く
http://taketaketake.tea-nifty.com/cooking/2006/06/post_ecd2.html

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