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小学校、宿泊行事の体験記3

コメントがつけられないようになっていてごめんなさい。
次回更新(2日の日曜日か3日の月曜日の予定)には、お詫びの挨拶と一緒にコメントがつけられるようになります。
また、よろしくお願いします!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・体験記の続き・・・・・・・・・・・・・

 

 次は、宿泊施設の問題。担任は「先方は、なんでもやる!と言ってくださるんですけど…」。で、交渉は親とバトンタッチ。

 寝具については 「お部屋に空気清浄機をつけ、寝具はクリーニングに出す、というのではダメでしょうか?」と宿泊施設の方の提案。それをお願いした上で、やはり、どんな時も手入れをしたシェルフを持参していたので、それをはずすのは怖く、持ちこみを了解してもらいました。

 食事については、今までやったことはないが、アレルギーの子が増えているので、是非、この機会に挑戦したい、と大変明るい前向きな元気な調子で申し出てくださいました。このとき「初めて」というのを私がもっと真摯に受けとめていればよかったのですが、なんだか、こちらからごちゃごちゃ言うのは文句をつけているような感じになるのを恐れて(子どもの健康のことなのに!)、「じゃあ、まず、メニューを考えて、それから話し合うということで…」と、施設のレストランの除去食メニュー待ちとなりました。
 宿泊予定日の一週間前までには送ります、ということだったのですが、来ず。そして、来ないという事に、私自身が忙しさに忙殺されて、不安にもならずにすごしてしまっていました。
 ちょっと、まて、旅行まで、あと3日じゃん? どうなってるんだろう?!と気がついた日の晩に、先方からファックスが。かなり品数の多いメニューがかいてあり、感動すると同時に、たとえば、小麦がダメなのに、「ふ」があったり、ダメなものが2・3あって、去年の宿泊施設の「失敗したことを笑っていた事件」を急に思い出し、急激に不安に。調味料・食材も、一応大丈夫なんだけど・・・程度のオンパレードで、しまった・・・遠慮しないで、少ししか採っていないものは「採れない」リストに挙げておけば良かった…と思ったけれど、もう、なんだか、日が迫っていて言いだせない(自分の子どもの健康のことなのに!)。どうしてもはずしてもらいたいものだけ言ったり、「あのー・・・一日目の晩に、たんぱく質が一つも入っていないので、大変申し訳ないのですが、おなかすいちゃうかな、と思うので、なにか、ひとつ、おなかにたまるものを・・・」というお願いをするのでいっぱいでした。
 そして、旅行前日の夜9時近くに、再度のメニューファックスが。電話口の調理士さんも疲れきっている様子。こちらも焦りまくり、心の中で「大丈夫だよね!」と、自分に確認して(なんか不安)、OK。
 でもやっぱり不安なので(疲れてor笑って失敗しませんように!うっかりコンタミしないように、と言うの忘れた!)、子どもが宿泊施設につく前に、お礼の言葉とよろしくお願いしますの平身低頭のファックスをおくりました。(内心ダメ押)

 結果。
 非常にハードスケジュールの旅行なので、体調も悪くなるだろうし、多少の発疹は覚悟していたのですが、予想に反して、ピッカピカで帰ってきました
 仙台プラザでは、コック長さんがテーブルに来て挨拶をしてくれ、帰り際には、うちの子に名刺を渡して「また仙台に来る機会がありましたら、是非来てくださいね」と言ってくださったそうです。(感動!私にすらそんな経験ないよ)
 宿泊施設の調理士さんからは、宿泊一日目の夜に明るい調子で電話があり、帰宅後も「最終日に持たせたお弁当は大丈夫でしたか?」という確認のお電話を頂き、「また仙台に来る機会がありましたら、ぜひ、こちらをご利用くださいね」と言ってくださり、また、嬉しくなりました。

 
【思ったこと】 
 他人とかかわりながらの行事を成功させるには、やはりコミュニケーションが大切だと思いました。食事制限の多いアレルギー児を持つと、食事交渉の連続で、疲れるし、大変だし、慣れると面倒だけど、やっぱり、コミュニケーションが基本なのかなあ、と思います。ついつい相手に「これくらいやって欲しいよ」などという気分が芽生えないこともないのですが、それでももう一歩だけ頑張って、誠意を見せることが、話を進めるのかなあ、などと思いました。
 除去食に挑戦してくださった施設の方には、もっとあらかじめ、除去食の一般的調味料とか、考え方などを参考資料として送るべきだったかなあ、と思い、反省しました。自分の子のために特別な負担をかけるのでは、などという遠慮があり、担当者の「これからも対応食を作りたい」という気持ちをもっと後押しするような視点を持てなかったことに、自分の視野の狭さを感じ、反省しきりです。資料を提供すれば、その方の今後にも役に立てたかもしれないのに…。
 一方、仙台プラザさんは、あっぷるんるんクラブの方との交流があったホテルだと、あとで知り、「やっぱりなあ・・・。さすが」と思いました。

 今回の仙台への修学旅行を通して、あっぷるんるんクラブを始め仙台圏のアレルギー児を持つ親や大人の様々な活動が、網の目が広がるように、つながり、浸透していっていることを感じました。それが、我が担任を驚かすことにもつながり、遠い地域まで飛び火してきているわけですよね。
 自分は、なかなか行政に働きかけたりなどの活動がしきれずにおりますが、やっぱり、いろんな方向に向かって歩を進めつづけることが、たとえその瞬間に成果が見えなかったとしても、深いところで、知らないところで、新しい考え方を浸透させるのだなあ、ということを実感しました。

 自分にとっては、今は、次から次に押し寄せる「食事交渉」をこなすのが精一杯です(前述のようにアクティブな子供・親なので、様々な集団・集会に顔を出すもんで、本当、次から次です)。でも、そのときに、できるだけアレルギーに対する考え方を知ってもらうように話をするということが、あっぷるんるんクラブの皆さんの活動と同様に、アレルギーについての正しい認識を広めることになるのかなあ、と、面倒くさいけど、きっとこの面倒くささを乗り越えて一歩頑張ることが、うちの子供が暮らしやすくなるための「社会変革」の小さい一歩なんだよね。と思って、また、頑張りつづけよう、と思いました。

さて、
仙台プラザのメニューもできれば教えてとのリクエストなので、以下でーす! 自分のとこと調味料などほとんど変わらないのに「すんごいおいしかったよ?」という子供。やっぱり、焼き加減とか、一手間が違うのかな? おそるべし、プロ。

かぼちゃの冷製ポタージュ
ポークのグリル和風ソース
温野菜
タピオカ春雨のサラダ
ササニシキご飯
りんごの寒天寄せテリーヌ木苺ソース
(食材は、ファックスの端が切れていて完全には読めず。アレルゲン判断には問題なかったものの、書くには微妙なので、略しました。)

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