« ピカリン・どか弁への道(みなさんありがとう!) | トップページ | 具体的にどういう風に見えたか(あのときのこと その9) »

家でどう対応するか(あの時のこと その8)

すっかり間が空いてしまい、
何の話かわからなくなってしまっている、ピカリンの。有機リン殺虫剤曝露の話です。
前回、「神経伝達障害と」いわれたところまで書きました。
http://taketaketake.tea-nifty.com/cooking/2006/07/post_216b.html

家に帰って、眼球の動きのテストを自分たちでやってみました。
「ピカリン(当時小2)、この棒の先の○○を見ててね」
ゆっくり横に動かします。
北里の石川先生は
「横はまあまあ」
と言っていました。
ピカリンの眼球は、ゆっくり棒の先を追っていきますが、
時々止まり、はっと気がついたように、さっと棒の先に視点が戻り、またゆっくり動く、といった風でした。
決して、棒の動きについてきません。
これで、「まあまあ」か。
次に、横よりも難しいと言っていた縦の動きです。
「顔は動かさないでね」
と、上のほうから、ピカリンの目の前をゆっくり下に向かって棒を動かしていきます。
(下に向かって・・・視線、ついてきてるジャン?)
と思ったとたん、黒目がぎょろっと左斜め上に走る。
ん?
と思う間もなく、右横端ギリギリまでぎょろっ。
ぎっ、と棒の先に視線が戻ったかと思うと、
また、全然あらぬ方向にぎょろっ、ぎょろっ

言葉が出てきませんでした。

誰がどう見ても「異常」です。
専門家にしかわからない、微々たる「異常」な動きなのかと思っていましたが、
素人にもはっきりとわかる「異常」でした。

しかし、それでも、それが具体的生活の中では、どう作用しているのか、
本人はどう感じるのか、よくはわかりません

まだ7歳のピカリン自身も、自分のどんな感覚が人と比べて「異常」なのか、表現できないでしょう。
親としては、
「これがそうかな」
「こうなっているのは、神経伝達障害が理由かな」
と、時々予想を立てるくらいしかできません。

ピカリンにちょっと苦手なことがあると、その理由はこの「障害」にあるのかもしれない、
と考え、いたずらに叱咤激励しないようにし、
疲れているようだったら、「連絡帳で先生に伝えておくから、宿題しないで、寝なさい」という対応くらいしかとれませんでした。
それでも、その「苦手」や「疲労」が、有機リン殺虫剤による神経伝達障害が理由なのか、実はそうではなくて、本当はもっと叱咤激励しなくてはならない場面なんじゃないか、甘やかしになっているんじゃないか、そういう疑問もわきました。
しかし、わからないものは仕方ない。
ひたすらピカリンの様子を観察し、「伝達障害によるものかもしれない」ということを頭の隅に置きながら、対応してきたつもりです

|

« ピカリン・どか弁への道(みなさんありがとう!) | トップページ | 具体的にどういう風に見えたか(あのときのこと その9) »

農薬暴露を受けた話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/152981/11806248

この記事へのトラックバック一覧です: 家でどう対応するか(あの時のこと その8):

« ピカリン・どか弁への道(みなさんありがとう!) | トップページ | 具体的にどういう風に見えたか(あのときのこと その9) »