« 涙の水餃子編(アレっ子母悲喜こもごも) | トップページ | 私はアレルギーをどう捉えるか、という根本的な話 »

コメント返信に代えて(いろいろな家庭のいろいろな困難)

皆さん、コメントありがとうございました。

 

今日、これを書き終わったら、H君のお見送りをしに行って、それから、うちの婆ちゃん(義母)が1週間前に転んで骨を折ったので、今日も病院へ行ってきます(今は家で安静中の身分)。幸か不幸か(?!)「整形外科」「手術(するかどうか今日決まる)」「入院(するかどうか今日決まる)」というものには、大変慣れている私でありまして、精神的動揺はほとんど無いというところが、不幸中の幸いです。自分も整形外科への入院・手術はあるし、夫も7年位前に大きいのをやったし、いろいろ知っている、ということは、「余裕」も生むものですね・・・。

 

前回の記事は、思ってもみなかったところでお褒めに預かり、恐縮しております。

 

コメントに返事を書く時間が取れなかったのですが、返事する内容をつれづれ考えているうちに、「どうして私がああいう返事の仕方をしたか」って、ひとつのアレっ子育ての中での「経験値」だなあ、と思って、書いてみることにしました。

 

前回記事の電話の対応は、誰に対しても、どういう場合でもそうできる、というわけではなくて、H君は、日本語も難しいところから、いろいろ努力して生活をしていることを知っていたので、うちみたいなアレルギー生活に慣れきった(?)家に気を使うよりも、H君の家庭が、もっとこの地域での生活に慣れる事(それに役立つイベント)の方が、「大事!」みたいに思って、ああいう言葉が出てきたのです。

 

あんまり、私がアレルギーに対してこなれきっているわけではないので、ほめていただくと、なんだか、恥ずかしい気がしてきます・・・。
H君の家のほうが、よっぽど頑張ってるよなあ、と思っているもので・・・。
「H君」の名が出なければ、「ほかの企画にしてくんないかな~」と思うことは、間違いありません!(?!?!?!)←威張るなよ

 

子育て中、「大変だよなあ」という家庭というのは、何件か見てきていて、
それは、どうして「見る」事にいたったかというと、
やっぱり、アレルギーがらみで、職員との接触が多くなったり、さまざまな役員を引き受けたりしてきた結果だなあ、と思います。

自分の子供の頃だって、若い頃だって、周りにはいろんな人がいたけれど、良くはわかってなかった。
自分が子どもを産んで育てる中で、「子育てって、こんなに大変なのか!」と思う余裕も無くただ無我夢中で、自分の子に降りかかる火の粉を払いのけるのに、そして自分に降りかかる火の粉を払いのけるのに精一杯で、それがうまくいかないと、「どうして!」「なんで!」と、すぐ目の前にいる人が敵に見えたり・・・。

 

保育園とか、小学校とか、団体に入ると、余計、その運営者が目の前にいるもんで「敵」に見えがちなんですよね。
でも・・・と思って、何度も職員の人と話したり、積極的に役員などを引き受けるうちに、自分以外の家庭の様子も見えてくることがあって・・・。

 

前にいた保育園は、良心的な無認可保育園だったので、困っている母親の駆け込み寺のようになっているところがあって、夫の暴力から子どもを二人連れて逃げてきて、これから仕事を探すというお母さんとか(でもどこの保育園でもいいとは思えない、子どもにとってよい保育園であって欲しいとも思っている)。アレルギーの我が子のために、車で1時間以上かけて保育園にやってきて、それから働きに行くお母さん。その家は農家だから、休みの日も農作業とかね。

そういうのを見ていると、「うちはうちで何とかしますから、あっちの家庭を先に見てやってください!」という気になる。「何で、うちの子をちゃんと見てくれないのかしら!!」という怒り(があったりした)が、しゅうしゅうとしぼんでいくんだ・・・。無くなるわけではないけれど、自分のことや自分のこのことだけでいっぱいいっぱいだった頭に少し余裕ができるんだよね。

 

紫外線過敏だったピカリンが小学校に入学して、水泳の授業の時、担任の先生から「プールサイドに付き添ってもらえないか」と言われた。
そのときはそれほどひどい過敏症状は起こさなかったし、1時間弱のプール授業では、たぶん症状はほとんど出ないし、出ても大したこと無いから、放っておいてもらってかまいません。と言ったのですが、先生が不安そうなので、先生を助けるつもりで重い腰を上げて、毎時間プールに付き添っていました。

が、

「これはたいへんだ・・・」

と思いました、先生の仕事・・・。

とにかく、1年生だから、みんなしっちゃかめっちゃか。
先生も頑張っているんだけど、どうしても限界もあり、
そうした中で「ピカリンちゃん大丈夫かしら?」と気になることが、どれだけ先生に負担になるか、わかる気がしました。
と、いいますか、
もう途中からは私も悟り、「先生補助」。
水着の紐が結べない男の子の紐を結んでやったり、先生が安全に関わる大事な話をしているのに小突きあっている男の子のそばに行って「話し聞けよ」とおどしたり。どこかにぶつけて膝から血が出ているのに手で押さえて我慢している女の子のところに言って声をかけたり。
プール見学をしている子の中には、「病欠」ではなくて、親の手が回りきらずに水着が用意できない子とかもいたりした。
付き添いをしながらそういう子達と喋っていると、「今朝、お父さんとお母さんが喧嘩していて、朝ごはんが食べられなかったから、おなかがすいた。時々そういうことがあるの」「いつもは菓子パン一個くらいは食べるんだけど、3時間目くらいからおなかすいちゃう」とかね、いろいろ話すわけです、6歳くらいの子どもが。

 

子ども会役員をやれば、地域の子どもの様子の噂話とかが耳に入ってきて、「○○さんちの奥さんがいなくなって」「赤ちゃん小さいのに突然だから預け先が無くて、小学生の男の子が面倒みているんだけど、乳母車に乗せたまま、友達と遊んでいると、赤ちゃんを忘れて夢中になっちゃって、赤ちゃんが冷え切ってしまってた」とか。

 

ほかにも心身の障害を抱えた子どもを育てている方とか。

 

いろいろ。

あー、大変だなあ、と思って、
もー、
そういう話を聞くと、ほんと、うちはうちで何とかしますから、そっちを先にーッ!
と思ってしまう。 

そういうことの積み重ねから、
前回の記事の会話のようなせりふが出たんだなあ、と思う。
で、そういうことの積み重ねは、子どもにアレルギーがあって、職員との交流や役員にならざるを得なかった結果から生じたんだよねー。

因果だ・・・。

 

一方で、すごくラクに暮らしている人もいるかもしれないんだけどさ。

 

H君はたくましいから、引っ越しても大丈夫だと思うけど、不安そうなお母さんの顔が忘れられないから、ちょっと顔出してくるわ。

 

婆ちゃんの方も、整形外科「経験値」があるので、あんまり大変だとは思わないけど、そういうことで入院とかになると、家に盲目の爺ちゃん(義父)がいるので、ちょい忙しいかも。

 

実は11月から、新しいパートを始めて、それが法律関係の事務なもんで、毎日クレサラ問題にかかわることになり、またも「大変だなあ」という家庭を目の当たりにすることになり、経験値上昇中・・・。

 

何で、塾やろうとしたり(ただいま中断中)、パート出たりするか、っていう我が家庭の事情もありつつも、

アレルギーで鍛えられた経験値から、けっこうこなせそうと思いつつ、

ブログの更新は減ると思うのです・・・。(ここにしわ寄せが)

 

でも、自分にとって、アレルギーのことをまとめていくこのブログはとても大事な存在なので、細々とでも書いていくので、お返事など遅れると思いますが、どうか、よろしくお願いいたします!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

婆ちゃんの手術・入院は、無し! になりました。

ご心配おかけしました。

骨折が右腕なので、まだちょっと働かねばなりませんが、

早く治りそうだし、ヘルパーさんも入ることになったので、ちょっとほっとしているところです。

|

« 涙の水餃子編(アレっ子母悲喜こもごも) | トップページ | 私はアレルギーをどう捉えるか、という根本的な話 »

アレっ子育児」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。初めてコメしますが、
時々読ませていただいていました。
大変とは思いますが、blogの更新が減っても
続けて行って欲しいと思います。

投稿: umi | 2006-11-05 07:23

それぞれ、いろんな事情を抱えながら
ネットで繋がっているのってなんだか
不思議な体験だといつも思います。

この記事を読みながら、タケ店長の人柄を思いつつ。
たまに、ぽつりとでも書いてもらえると嬉しいです!
ついコメントしちゃうと思いますが
もうこれは趣味なので(笑)あー、また書いているわ
くらいに流してもらえれば幸いです♪ファンなので。

ではでは、激務にお戻りください!無事任務が
終了することを祈ります!

投稿: サトワカ | 2006-11-05 16:42

プールの話と良い、前記事の話と良い、
タケさんのお人柄がにじみ出ていて、
癒されるのは、私だけではないと思います。

サトワカさん同様、
たまに、ポツリと独り言でも書いてください。
(アレっ子先輩の意見はとても参考になり、為になりますので・・)
いろいろ大変そうですが、
風邪など引かぬよう頑張ってくださいm_m

投稿: アン カフェ | 2006-11-06 02:12

タケさん、偉い!

チビの通っていた幼稚園、年長さんは園外のお泊り保育がありました。
総勢320名強。
チビはどうしよう?3つ違いの兄(ノン食アレ)が参加したころから私の課題でした。
ところが・・・
兄ちゃんの園外保育の様子がテレビで放映されたのです。
しかも幼稚園の先生に密着~~!って状態で1時間ものの特集でした。
そりゃ~もう寝る暇なんてないフル活動の先生達の様子が映っていました。
さみしさのあまり泣き出す子、熱を出す子、けんかの仲裁、おもらしetc

チビの懇談時「参加させなくてもいいですけど・・・」と
いろんな思いがまじってそう言っている自分がいました。
先生のホッとした様子も見逃しませんでしたが、
そりゃそうだよね~と思う自分もいました。

子供が大きくなってくると問題がスイッチしていくのですが、タケさんの記事読んでいるといろんな事を思い出します。

お忙しいでしょうけれど、ポツポツ記録残して下さいね。←自分、書けよ~f(゚▽゚;)
書いてはいるんだけど・・・働いているしわよせってことで!
応援してます!

投稿: ハナママ | 2006-11-06 23:43

本当にお忙しいところ、レスをいただいてありがとうございます♪
タケさんのお人柄を慕って、ついつい泣き言ばかり書きこんでしまってすみません。
アレっ子を抱えていれば、いろいろなことがあるのはわかっているのですが、
次々といろいろなことが起こり、やや参り気味でした。
自分の中で一つずつ整理しながら進んで行くしかないのですが、それでいいのか自信がない時、前を行く先輩方のお言葉に救われています。
本当にありがとうございます♪


私もタケさんの大ファンなので、たまにでも書いていただけると、嬉しいです。
でも、くれぐれも無理なさらないでくださいね!

投稿: たんぽぽ | 2006-11-07 10:38

タケさんお疲れ様です。
いずこも似たようなもんですね。
園や学校、地域の理解度によってアレっ子が生活しやすいか、いなか大きいですよね。
うちは理解があるほうなんで恵まれています。
地方のほうが難しいかな。
うちはフィピンなどのママは外人という家庭多いです。
隣の市は夫婦ともブラジル人という家庭多いです。
なんで学校サイドも変わらんとやっていけないというところがあります。

役員を引き受けると各家庭の事情がわかってしまい
それが一番いやだったりします。
いじめっ子が中学に上がるときには別の苗字になったり。。。
家庭が複雑だからこそ頑張っているお母さんもいますけどね。
結局親がこどもにどれだけ目を向けているかってこと
なんじゃないかと思います。

その点、目も手、口出しまくりのアレっ子は良い子に育ちますから。
出さないわけいかないのが本音ですけどね。

今、大変なお母さんは息抜きの場を見つけてください。
こちらのブログお勧めです(勝手に宣伝してすんません)
「いろいろあるけど大丈夫」
今日もおひさまに向かって言ってみるどんぐりでした。

投稿: どんぐり | 2006-11-08 08:39

>umiさん、はじめまして!!

初めてで、応援メッセージ、すごく嬉しかったです!!
返信が遅れてゴメンナサイ。
blog続けますよー!
まだ、体の中に(心か?)ふつふつとエネルギーがあるので・・・。
書きながら、いろんな反省もしているのですが、
お見苦しい点多々あると思いますが、これからもよろしくお願いします!

投稿: | 2006-11-09 09:13

>サトポン、こにゃちはー!

更新や、コメントレスはなかなか書けないですが、姫ちゃんの大暴れ日記じゃなくて、奮闘記(?)すごく楽しく読んでいます! いいなー、エネルギーがあふれていて。幼稚園生活が楽しみだね!わくわく!(←どういうわくわくか・・・)
タケ氏ことワタクシも、早くも生活に慣れてきたところです(はやっ)。
久しぶりの日勤(全く未知の仕事)や、婆ちゃんの家事のやり方など、覚えること満載で、頭の中がぐるんぐるんしていて、頭痛もありましたが、今は元気だい。
ぽつり・ぽつりの更新になるかもしれませんが、
きっと書くので、どうかよろしくお願いいたします!
パンも焼く!

投稿: タケ | 2006-11-09 09:19

>アン カフェ さん、こんにちは!


応援ありがとうございます。
あんまーり、自分の性格を振り返ってみたことが無いのですが(反省もしないということか!?)、人に指摘されて、そうなのか・・・なんて思うこともしばしば。特にブログを始めてから、そうです。
ただただ、自分のまんまを丸っと出しておりますので、見苦しいこともあるかと思いますが、そういう点はスルーしていただき、今後もよろしくお願いいたします。
なんだか、年賀状みたいになってしまったな。
まだ早い。

風邪ひかないように頑張ってるよーっ!手洗いうがいとビタミンC。十分な睡眠。(←とっている・・・)

投稿: タケ | 2006-11-09 09:24

>ハナママこんにちは~。

そうかー、
偶然、TVを観たのね~。
悩むところだヨねえ、大変さを知ると。
私もどちらかというと、「私の子どもも!子どもも!」と言うよりは、「うちは遠慮します」と言ってしまうタイプ(どちらがいいというわけでは無くて)。
でもそのたびに「何言ってるの!」と励ましてくれる人が周りにいた、という経験も多くて、すごくラッキーなのかもなあ、と思う。
それにしても、総勢320人はすごいね。
泊まる事自体に無理があるという気もするような数だ・・・。
絶対必要な経験かどうか、というのも、考える時に大事だよね。
その天秤のかかり具合が微妙なんだよな、アレっ子育ては、一から十まで!!
なー。

投稿: タケ | 2006-11-09 09:29

>たんぽぽさん、こんにちは。

いや!
ハナママも書いているけれど、
いろいろ書いてもらえると、自分の奥の方にあった「書きたかったこと」が表面に浮上してくるので、かえってありがたいのです。
書ききってしまいたい気持ちがあるので、何か話を振ってもらえると、いいんですー。
ということで、「ムリをして」書くことは無い私です。
書きたいことはあるし、
サボることも平気な図々しいおばさんへと、たくましく成長し続けているのでっ(←なぜか最後の部分、投げやりとなる)、これからも、どうかよろしくお願いします。

だけど、ほんと
自分の子は悪くないのに「悪者」みたいな扱いをされるのって、一番つらい。この問題は「ここをああすればうまくいく」っていうようなものではないから、つらさはどうしても味わってしまうと思うけど、ドングリさんも経験しているというし、ちょっとでもベターな方向があれば、動ける範囲で動いてみて、それ以外は流そう!! ってところなんだろうか。
あとは、子どもの心へのフォローをおうちでするしかないよね・・・。
ファイトだーっ!
たんぽぽさん!
たくましく成長し続けるおばさんへの扉は、いつも開いています。
いいじゃーん、入って、入って!(え?ナニカ?)

投稿: タケ | 2006-11-09 09:37

>どんぐりさん、連続レスになり、ゴメンナサイ!

そうだねー、「知ること」でつらくなる、って面もあるね。
やり場が無くなる、と言うか。
私はどうも、「世話焼きおせっかいババア」まっしぐらなので(少し気をつけたいと思う)、東に○○あれば、行って話を聞き・・・みたいになってしまうところがあり、ダンナがストッパー役になっております。やりすぎは良くない(こんなところで自己完結)。

田舎は、外国籍の人は、まだまだ暮らしにくい感じがします。
都市部もそういう面はあるのだろうけれど、田舎は、受け入れる土壌というか、キャパシティーが小さすぎる。なんでだろうねー。よくわかりませんが、そこのところ。

ドングリさんのHP、何度か書き込みしかけては、「こんなこと書いてもつまんないな?」と思って削除してしまってます。でも、子どもの年頃が近いせいか、「うちも!うちも!」的なところが満載ですよ。

>いろいろあるけど大丈夫、と、お日様に向かって言ってみる。
いいですねー、「大丈夫」という言葉と、「お日様に向かって」ってところが。
お日様に向かうことが大事だよ、みんなっ!(といきなり呼びかける)
「地面」じゃなくて「お日様」ねっ!
そこんとこ、よろしく同盟 by どんぐり&タケ

投稿: タケ | 2006-11-09 09:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/152981/12547420

この記事へのトラックバック一覧です: コメント返信に代えて(いろいろな家庭のいろいろな困難):

« 涙の水餃子編(アレっ子母悲喜こもごも) | トップページ | 私はアレルギーをどう捉えるか、という根本的な話 »