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めじょけね(もうちょっとがんばれタケ氏!編)

「めじょけね」

というのは、こちらの方言です。

端的には「かわいそう」という意味ですが、もうっちょっと、「みじめっぽくてかわいそう」「救ってあげたい感じ」といったニュアンスが加わります。

山田洋二 藤沢周平(鶴岡出身)三部作の第1作目「たそがれ清兵衛」に、幼い女の子が、ボケてごしゃがれた(声に出して怒られた)ばあちゃんのことを、「ばばはん、めじょけね」(おばあさん、かわいそう)と言うシーンがあります。

チクリン入学の説明会でも、「通学路は親子で確認してください。帰り道がわからなくなって迷子になるのも、めじょけないので」と、先生が説明していました。

 

 

先日、

学校に出かけるチクリンの背中を見て、夫が小さい声で一言言いました。

「めじょけねのぅ」

 

 

!!!!

 

 

 

何も言い返しませんでしたが、たしかに、めじょけない。それは、私のせいで・・・。

 

なんのことかというと、チクリンは登校するときは登校班であり、その集合場所に行くまでがまたちょっと道のりがあるので、近所の友達(同学年の男の子)と一緒に行くのです。
いつも彼が迎えにきてくれるのですが、

実は

しばしば弁当が間に合わねー!!

それで、しばしば彼に「先に行ってて」と言うことになり、
しばらくして出来た弁当を、かばんに詰めて、チクリンはダッシュで彼、もしくは登校班を追いかけるのです・・・。

しばしば、本当にしばしばなので、
ある日、夫が思わずこぼしたセリフ

「めじょけねのぅ」

 

ほんとで! めじょけね、めじょけねのぅ・・・

 

やろうと思えば間に合うはずなのですが、
どこかで、「ふぅ~・・・」と息抜きしてぼんやり座ったり、朝一人の台所がさびしくてテレビつけて、うっかり見ちゃったり。いやいや、そもそも、朝起きるとき、「うが~」となかなか起きられなかったり・・・。

がんばってやろう!という気が希薄なんだよっ!!

 

めじょけねろ? ちくりん。

もう少し頑張れよ、タケ氏。

久々に(←ヲイ)反省したのでした・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

働くこと育てること  珍しく本の紹介。

「働くこと 育てること」

すごく疲れたとき、一番慰められて励まされた本。

元気で頑張っているときは全然読もうと思わないんだけど、
体が動かないくらい疲れて、動いたら泣いちゃいそうなくらいへこんでいるときには、いつも必ず手にとって読んでいた(見ていた)気がする。

半分写真集のような本で、働きながら子育てしている家庭が16世帯紹介されている。綺麗事でない、リアルな生活感のある写真がぎゅっと入っていて、なんとなくページをめくっているうちに、私はその時働いていなかったけど、「わたしも、がんばろ」と、読み終えるといつも思えた。

なんか、生きること、ってものを、理屈でなくて訴えてくれる本です。

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アレっ子育児」カテゴリの記事

コメント

「めじょけね」って、なんだか優しい響きですね。
しゃべっているところを、聞いてみたいなあと思ってしまいました。


ところで、タケ先輩の気持ち、少しわかります!
私も、わかっているけれど、休憩したくなったり、
ギリギリにならないと取り掛かれないことが、
最近よくあります。
うちは、最近お弁当の数増えたのに…(汗)

そして、ギリギリになって、子どもに当り散らしたり…、
忘れ物をして、結局届けていたり、
失敗が多いです。
届けないまでも、2人のお弁当反対に入れそうになることは、しょっちゅうですから…。

もっと頑張らなくちゃ!と私も元気をもらいました。
(だったら、そろそろ寝るべきよね…)


本も是非、手にとってみたいです。
表紙の写真も素敵ですね♪

なかなか書き込めないのですが、
タケさんのブログから、いつも元気を頂いています。

投稿: たんぽぽ | 2007-11-21 00:07

最近わたし朝寝坊ばっかり。。。
幼稚園のバス待ってる間にパン食べさせてました^^;しかもバス来ちゃって、先生に見られるし(T_T)
まさに『めじょけね』
やらなくちゃ、あれやってこれやって
と、がんばろうとするけど、体が思うようにいかない。
毎日毎日「早く」と言ってしまう自分を反省しつつもやっぱり言ってしまうダメ母なのでした。。。

投稿: ぼにゃはは | 2007-11-21 10:41

>たんぽぽさん、こんにちは!

こうしてブログで宣誓した甲斐があって、弁当間にあっております。布団の中で「もうちょっと頑張れタケ氏!」と思うと起きられます。
弁当作り始めの頃や子どもが小さい頃は、緊張と、無力な子どもがかわいそう!で頑張れたのだけど、今は、慣れと子どももたくましくなってきちゃったもんで、どんどん流され方向に。ふと、まだまだチクリン、めじょけねの、と思ったら、久しぶりに反省できました。
「慣れ」って、恐いよね・・・。

本の表紙いいよね~。
私もこの表紙を見て買ったのだけど、読んでみたら、この子どもは知的障害があって、それでも働きながらの子育てが大変なのに、夫が家庭に(心も体も)いない人で、離婚して、シングルになって・・・というお母さんなんだ。それを読んでさらに胸をつかれた。
他にも色~んな家庭が掲載されています!オススメ・・・(ちょっと古いけど・・・)

投稿: タケ | 2007-11-22 09:31

>ぼにゃははさん、こんにちは!


「あんま、がんばるな!」
と無責任に言っては、ピカリンに嫌がられております・・・。
頑張るとサー、時間の隙間も「頑張らなきゃ!」って気持ちで埋められて、気が休まらないから、体を動かしていなくても、心が疲れちゃうんだよね。(←昔の私)
いいか、がんばらなくても。と思うと、時間の隙間がぽっかり空いて、そこで癒されて、「やっぱ、やろうかな」と思えたり、お気楽アイデアが浮かんだりする、そんな私でございます・・・。(←今の私)

バス待ちながらのごはんは、ピクニックみたいで楽しいじゃん! いっそのこと「ねらい」にしてみるのも一興!翌日はさらにデザートまで持参。ポケットには驚きの隠しだま「ラムネ」もあり!・・・だめか・・・。子供に味を占められてもね・・・。
と、一人妄想走ってますが・・・。

子どもの姿をめじょけね、と思ったときには、頑張りたくなるのが親心。
無理をしない程度に、マイペース(子どもペース)でちょっとずつ、ガンバロ、お互いに!

投稿: タケ | 2007-11-22 09:48

いやん、耳が痛いわ(笑)
小学校、朝が早いからね…私も間に合わないかもしれない。
もう1時間早く起きる?今が限界だよ!!
すでに夜型を朝型に直しただけでも私スゴイと
自画自賛しているので、これ以上は無理だよー
(最近、バスが一番早くなったので、スッピンで送る羽目に)

学校に間に合ってるならOKですよ。
と、言う事にしておいてダメですか?

姫の行く予定の学校、白米と牛乳のみで過ごす
アレっ子児がいるらしいんでそれ聞いたら
もう持たせているならOK!と思ってしまう
自分がいます(笑)

投稿: サトワカ | 2007-11-23 07:24

この本、昨日図書館で偶然目にしたので読んでみました。
胸にぐ~っとくるものがありました。
現実ってきれい事じゃなくて。頑張るって言葉じゃなくて、姿で伝わるんだなと思いました。パワーを貰いました。私もまだまだ、やっていけそう。がんばろって思います。
いい本を教えてくださってありがとうございました。

投稿: いくら | 2007-11-23 22:57

方言っていいですね。
かわいそうだけではない微妙なニュアンスが、
音として聞くと感じるのかも。
会津のほうでは「むじせいこと」と言います。
除去を始めた頃、母に(会津出身)に味噌、醤油も使えないと話したとき、
「なんだって、むじせいこと。。。」と言われました。
こちらに出て来て長いので、普段は標準語なのですが
感情が入るとつい方言が出るらしいです。
聞いたこちらが切なくなってしまいました。
まあ、今では遠い思い出ですけど。

出かけるちくりんの背中を見送るタケ夫妻。
とっても素敵だと思います。
そんな子育てしている親って少なくなりつつありますよ。

投稿: どんぐり | 2007-11-24 09:24

いいな~方言って あったかいです
ってことで。。。。
よろしおすな~ぁ うちも 人のこととは 思えしません
朝起きて 目の前のパソコンを 見てしもうたら なんででっしゃろな~?開いてしまい、どどのつまりは 見いてしもうてます。
時計を見ては あかん間にあわしませんわ。。だんないだんない(大丈夫)って 気張ってます

挙句の果てには パンかじりもって 洗い物 お化粧なんて 良くありがちですわ
学校へ上がるとき 登園時間の速さに おびえています。
両親そろってお見送り 本来あるべき姿なのかなって思います
父親不在のような祐たん一家 なんだか羨ましい~
隣の芝生がどうもよく見えていけませんね。
だんだん 方言やなまりが無くなって なんか寂しいと思う 私です
めじょけね~とっても 暖かい愛を感じるわ

ってそっちはそろそろ雪ですか~
さむいって言っても まだまだな京都
足の裏から 底冷えしてますけどね
今年は 雪も降るかもしれないなんて思っています

投稿: 祐たんママ | 2007-11-24 13:09

>さとぽん、こんにちは!

わたしも、結婚前、「早起きできないから結婚すんのヤダナ」(←そんなことで・・・)と思っていた口なんで、今の状態は奇跡!と、どっかで褒めているから、おくれてるんだろーなー・・・。

チクリンは「登校班」「の副班長」という立場があるので、遅刻させるとかわいそうなんだけど、
ピカリンは、友達との待ち合わせは毎日あるけど、別にいいじゃん、学校に間に合えば、と、母は思ってしまっています。
先日も、待ち合わせ時間には15分くらい遅れたけど、学校には何とか間に合う時間に出来たので(オイ!)「あ~よかった。まにあって!」と言ったら、「全然間にあってねーんだよっ!」と玄関から怒鳴られました・・・。ごめんにゃにゃい。(←反省の色わずかなり)

白米と牛乳のみ!
それでいいのか・・・。
つか、牛乳はオッケーなのか・・・。
私の知っているアレっ子ママにも、毎日100%同じ「煮物」という方がいたが、その上をいく・・・。
考えてしまうのだった・・・・。

投稿: タケ | 2007-11-25 08:51

>いくらさん、こんにちは!&ありがとうございます!

ほんの紹介、って、紹介だから、紹介でよいのだけど、難しいものがあります。受け止め方は人それぞれだから・・・。
この本に掲載されている家族の中の子どもはほとんどみんな就学前の子どもです。だから、今子どもが大きくなった私が見ると、少し感覚が違うようにも思う。今見ると、昔の自分を思い出して、懐かしく・切なくなります。
それでも、相当リアルだよね・・・。
撮っている方が、また、同じ小さいお子さんを育てて心の中の闘いがいっぱいの女性だからかもしれませんね・・・。
手にとって下さって、ありがとうございました!

投稿: タケ | 2007-11-25 08:55

>どんぐりさま、こんにちは!


「むじせいこと・・・」うーん、確かに切なくなる響きだねぇ・・・。
方言、時々標準語より「ずばり」の使い方があって、どすん!ときます。 このときの「めじょけね」はまさにそんな感じでした。

夫は、子どもが小さい頃は、あんまり「見送る」とかなかったんですが、
子育て時間の残りが少なくなってきたとでも感じたのか、この頃妙に子どもにからんでいます。当然子どもは(特に思春期ピカリンは)うざがっています。
耐えろ、夫よ。 でも、しつこいのはやめなさいね。

投稿: タケ | 2007-11-25 09:00

>祐たんママさん、こんにちは!

ありがと!ありがと!ありがとがんす!京都弁! 「パンかじりもって」・・・いけてるわー! いけてるから、ヨシ!

こちらの庄内弁。大好きなんで、マスターしたくて、3年半前に引っ越してきたときからむちゃくちゃでもいいから使ってました。(ほとんどネイティブの中に放り込まれた外国人状態) 「タケ氏の妙な庄内弁」と陰口をたたかれても(?)めげずにいたかったが、失礼にあたるのだろうか・・・と思い、今は遠慮がちに使っています。「タケさんて、ちょっと方言違うけど、内陸出身?」と、同じ県内山形市方面出身と間違われるだけで、喜んでいます。をほほ。
ここは城下町なもんで、実は「武家言葉」「町の言葉」「海のほうの言葉」と微妙に違うんですよね。子どもたちに乱暴な言葉が流行るのは世の常で、「海のほう」のちょい乱暴な方言を小学校では使っているようです。それを武家言葉方言の爺ちゃんは良くわからないみたいです。
むずかしいねー!
と、方言話を展開してしまった。
祐たんママさんのところも、微妙な違いがあるんだろうねぇ。 方言に染まった子ども会会議のリズムに乗り切れないさびしい自分がいます・・・。 方言は大切に!

投稿: タケ | 2007-11-25 09:08

かごんま(鹿児島)弁だと、「ほんに、ぐらしかねー」がニュアンス近いでしょうか?
うちの子、びみょーに津軽弁のイントネーションがつきかけたところで引越ししてしまい、今はばーちゃんの鹿児島イントネーションが定着しつつあります。方言つーても、固有の言葉は周囲からほぼ消えつつありますが(私も喋れない)、三歳児の口から「もちっときばらんね(もうすこし頑張れ)」などと出てくるのは面白い(笑)。これに年末は大阪在住の従兄達の賑やかな関西弁が加わる見込みであります。
方言といっても、地方の中ではそれなりに地域差があって、それぞれに対抗心(どっちの言葉が上品だ、荒いetc)あるもんだから、昔、職場の飲み会の席で出身地対抗で盛り上がる話題のひとつだったなと思い出しました。
しかし、「息抜き」の記事拝見しましたが、御自分の息抜きのためなのに、料理数が多い!これが凄い!私なら、ゆでソーセージにポテトとブロッコリーがせいぜいかも(笑)

投稿: にゃあ | 2007-11-25 11:33

>にゃあさん、こんにちは!

鹿児島、自体が鹿児島弁で「かごんま」ということに驚いた! HOー!
特有の言葉は消えてるかも~。
私が「難しいなー!」と思ったのは、リエゾン。
言葉の語尾が、違う言葉がつく事によって変化する、ってやつです。
「○○していたのだけれども」→「○○してぃあんけども」の「あん」がリエゾンだと思う。使えなかったなーッ!・・・どうでもいいですね。
先日、中学生を二人車に乗せていたら、中間テストの話になって「一中では、方言でもマルがつくってよー? だから、『千歯こき』でも『千歯ごぎ』でもどっちでも大丈夫だってサ!」と大まじめに話していましたわ。

疲れるとネー、どーしても、どーしても、どーしてもおいしくて楽しいものが食べたくなってしまう。そいでエネルギーを絞り出して作ってしまう。でも、それほど手もかけられず、大体いいとこあんな感じの料理となり、2時間くらいかけてぽちぽち頂くんですわ。弁当二人分よりは楽な気がするよー。

投稿: タケ | 2007-11-25 14:01

おばんでした~。
たけさのとごだど、めじょけね、っていうんだが?
うぢらんどごだど、むつこいな~、っていうんだば。
そっちだと、いいがたもやさすくて、おっとりしてんまな?
うぢのばさまらが話すのきぐと、難しくてコドモらもわがんねんだ。

書くのも限界、たぶんよくわからない、ってことで・・・。
どーしてもこの話題に参加したかったんです!
「めじょけね」、っていうのですね!!
実家の方(山形市内の上山方面)だと
「むつこいな~」が近いかな。
内陸と海沿い、ものすごーく違いますよね。
海沿いのおっとりとした、「~~の~~。」という語尾が好きです♪
そして温海蕪も大好きです!(←それは食べ物)

住んでいる地域の方言を覚えよう、って大事ですね。
別の地域から来た人が、自分達の方言を話してくれると、うちとけるのが早い気がします。

ワタクシ、祖父母と暮らしていたので、ヘビーな内陸の方言はバッチリです♪
(文字にするのは難しい!)

投稿: こむぎこ | 2007-11-25 23:22

>こむちゃん、こんにちはっ!

おめがた「むつこいな~」言うなだか? おらえのほと、だいぶ違うの。

って、違うんだろうなー!違うんだろうな・・・。いっつも「その庄内弁、違う」といわれるんよ!
こっちでは、若い人も結構方言を使っていて、
「やばくね?!」という言葉がはやっていた頃、
しっかり金髪の毛を立てている兄ちゃんたちが「げーっ!やんべぐね?!」
とやっていたのはほほえましかった。
まじで、消えゆく庄内弁マスター講座をやって欲しい!
「んだのぅ」と「しぇばの」(「そうだよね」「それではね(バイバイ)」)しか使えないのではの。
最近の私のヒットは「ちかぽか」
魚を食べて小骨が口の中に刺さるとき「ちかぽかとするのぅ」とか
とげのある草木の剪定をしていて、「ちかぽかしてかなわんのぅ」とか使います。
忙しくてあちこち振り回されて訳がわからなくなる様を
「まぐまぐとなるぅ~」というのも、ピタ!っとくる表現だ。去年、年末お歳暮の頃に宅急便屋さんが使っていた。

こうして書いていても、母音とか、濁音とか、違うんだよねー?!
「庄内弁辞典」というのがあるので、読み上げると、爺ちゃんから
「タケさんのは、女優さんの庄内弁だ」と言われる。文字にするのは難しいよね。
そんなこむちゃんも、
①を、「マルイチ」と言わず「イチマル」といいますか?(山形県人共通の特徴)

投稿: タケ | 2007-11-27 08:59

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