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「どうしても」の行方(アレっ子一人in災害時)

みなさん

温かく、面白く、有益で、深いコメントを、本当にどうもありがとうございます!

私もコメントに書き込みをしかけては、中断事項が入ってきて、断念しておりますが、

すべてのコメントの、ありがたさに毎回手を合わせて拝んでいるような気持ちです。

一つ一つのコメントで、私はもちろん、私以外のたくさんの人を助けていると思います!
本当にありがとうございます。

 

 

 

さて、岩手・宮城内陸地震。8時43分ころ。

愛娘アレルギー子ピカリンは、バスで仙台市内を走っておりました。単身で
長距離バスの終点間近なところです。

彼女によると、爆睡中で、地震が起こったことには気がつかなかったそうです。

バスは問題なく、終着地点へつき、そこから彼女は駅へ行きます。病院へ行く電車に乗ろうとして、その電車が止まってしまっていること、駅のテレビ画面、「私の泊まったホテルの部屋の下の階でガラスが割れたんだよ!」と喋っている女性たち、そしておびただしいTV報道陣。

それらを見て、彼女は事の次第を知ったのでした。

「どうしよう?!」

持たせた携帯(アレっ子遠出の必携品)から電話をしてくる彼女。
(ちなみに、前回、一人で出かけたときは、一度も電話してこなかった!!)

めまぐるしく回転するアレっ子母の頭。

一番の命題は
「どんなことが起ころうと、食料の確保!」です。
食料が確保できれば、この後、どんなことが起こっても、「ほかの人と同様に」動くことができます。野宿もできるでしょう。
が、
食料が確保できないと、たとえ、ほかの人が、そのあたりの店で食べ物を買ったり、外食したり、旅館に泊まったり、万が一配給、なんてなっても、うちの子はそれに対応できない!
「最悪な事態を想定して、まずは食料を確保!」
これが、絶対はずせない命題です。

幸い、本日のお昼の分の食料(弁当)とマイ水筒は持っています。
しからば、夜、家に戻って来れない場合を想定して動くことが大事です。
「戻って来れない」場合は、ありうるか?
ありうる。
地震が連続した場合、交通機関のストップが考えられる。
帰りの手段はまたも長距離バスしかないのですが、山道もあるので、土砂崩れや道路の亀裂など、無いとは言い切れない。

今、彼女は仙台。彼女が自分の力で何かをするには、あまりにもツテがない。

「わかった。まず、病院へ電話して、遅れるかも、と伝えて、それから病院方面のバスは無いから、タクシーがないか、探しな。探して見つからなかったらまた電話しな」

仙台にいる彼女には、二つ選択肢がある。
病院へ行かず、帰ってきてしまうこと。
もうひとつ、病院へ行くこと。
しかし、万が一の不測の事態は、いつ起こるか分からない。
バスに乗っても、夜の食料がない状態で、山中でバスが「孤立」することだってあるかもしれない。
まずは、確実に行ける可能性が高く、なにがあっても、いざとなれば対応(アドバイス)可能なK医院へ!

「どうしても」
のお金
が、こんなにすぐに役に立つとはーーー・・・・!(タクシー代、いくらするんだろ・・・)

こちらから電話しても、ちーとも出ないピカリン。
まさしく、私のムスメだ。

しばらくのち。

「無事、病院に着いたよ~」

私としては、しばらく病院に残ってもらい、電車が動きそうか、全体の状況がどうか、確認してから、K医院を動かそう、と思っていたのに、

また、しばらくして、

「帰りのタクシーに乗るところだよ~」

「エエエ?! タ・タクシー代、片道、いくらするの?」

「多分、足りる~」

「・・・・・ま、いいや! じゃあね、高速道路は今、通行止め部分があるからね、バスがちゃんと動いているか、まずは、バス停留所(長距離バス乗り場)に行って確認するんだよ。仙台で遊ぶ前に、まずバス停に行くんだよ。確認したら、電話して。 それから、万が一に備えて、どこかで食料の確保するんだよ。おにぎりとか。わかった?!」

 

そうして、彼女は無事、我が家へ戻ってきたのでした。

高速道路の通行止めも、彼女がバスに乗るころには解除になっていたし、
誘発されて、別の断層が地震を起こす、ということもなかったし、
まずは、うまくいったのでした。

あとになって、親戚が仙台にいることを思い出した。
去年引っ越してきて、それはしっかりものの明るい親戚だったから、いざとなったら、彼らを頼る手があったのだった。私も動転してたんだなぁ~。

やっぱり、一人で何とかなるほどの年頃でない娘を、一人で長距離通院させるべきではないのだろうか?!親が付き添うべきでは?! と思うも、あまりに痛い懐。懐と娘とどっちが大事だ!

ってー話ですが、娘が大事だからこそ、遠いところに交通費払って通っている・・・その段階で、すでにもう・・・もう・・・もう・・・。みたいな。

地元の医者が手をつけられないような(という話はそのうち書きますが)重度アレルギーなんだから、多少の(?)リスクは仕方ないのだろうか・・・なんて、考え考えしているところです。

 

 

 

さて、ピカリンとのやり取りを、タケはどこでやっていたかというと、
16km徒歩ハイキングをしながらでした・・・・

私たち一家は地元の『自然教室』というところに入っていて、この日は「湧き水を飲みながら旧道を歩いてみよう!」という企画に、チクリンと参加していました。。
当然地震には全然気がつかず。メンバーの一人に「大丈夫?!」という携帯電話があり、みんな地震のことを知ったのです。
『自然教室』中、文明の利器「携帯電話」で娘と頻繁にやり取りするなんざ、本当にひんしゅくだと思ったのですが、みんな事情を知って黙認してくれました。(自然教室を中断して帰らない、タケもタケ。でも、じたばたしても仕方ないしね)

到着場所は、温泉街。
公共温泉につかると、メンバーの某母が、私を「弁当持参と噂のアレルギー児の母」と知って、「タケさん、普段から、体も心も本当に大変だから!」と言って、肩揉みをしてくれた。

「温泉とマッサージ!」

究極の極楽ではないですか・・・

アレっ子の母でよかった・・・という問題ではないのですが!!! 慰労してもらいました・・・。

さて、自然教室もそうですが、わたしは16kmを歩いてみる、ということに、もうひとつの目的があったのです。
それが何かと言うことは、いつか書かれることでしょう。 see you。

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アレっ子育児」カテゴリの記事

コメント

ご無事でなによりです。ニュース見るたんびに気になってました。
ピカリンちゃんも、なんだかんだ言われつつも結局しっかりなさってて、羨ましい。

地震のニュース見て、我が家の災害対策用品も再度見直しせんとなあ(まずは食料だ!)と改めて思いました。
乳児も家族に加わったことだし、アレ用ミルクと哺乳瓶も追加せねば(って、アレ用ミルクを昨日試しに与えてみた結果、昨夜はかゆがりまくりで親も熟睡にはほど遠かったんですがー(泣)

投稿: にゃあ | 2008-06-15 09:29

良かったよ よかったよ 本当びっくりでね
大きな地震がおきたっていうのはわかった
で タケさんは 大丈夫だろうかと でも実は 日本地図が
はっきり頭に描かれない 方向音痴の私 タケさんの方角としかわからなくて 皆さん大丈夫なのかと思っていたのでした
本当 何事も無く無事に帰宅 よかったです

そうなんです 一番に食事の心配 またしても 救援で用意された お弁当やカップラーメンを見て 駄目なんだよこれ
そうテレビにつっこんでいました
いざとなれば 畑のもん食べれるかなとか思ったけど
水が来たら駄目だもんね 薬と水 食べ物はやはり用意しとくべきだと 改めて考えさせられた
うちは 京都の山里の盆地なので 今回のように陸の孤島に
なることが 本当心配です。

投稿: 祐たんママ | 2008-06-15 17:49

無事でなによりです!
心配してました~
まさかこんな日にピカリン仙台行ってないよね?
と思っていたら・・・でも、無事で何よりです。


今回の地震で、わが家も災害対策を見直さねば!
と強く思いました。

投稿: ゆうこりん | 2008-06-16 06:53

14日の12時過ぎにはヘルシーハットさんから連絡が入り、
仙台市内は被害が大したこと無いと把握していたのですが、
ピカリンちゃん無事帰宅してなによりですhappy01
ひとりで通院心配な点も多々あるけど、
高校生になると部活の試合で親も行ったことない他所の高校へ、
「明日行くから」と娘はネットで検索して出かけます。
大体高校って土地が安いヘンピなトコ多く、
車なら行きやすいところが多く、公共機関を使うと乗り換え多い。
通院もそういった意味で練習と言うことではいいかもしれませんね。
携帯にK医師の他ヘルシーハットも入れておくと
あの夫妻の性格上ほっとけないと思いますので良いかもしれませんcoldsweats01
災害時は電話通じないことも多いらしいですのでたくさんツテを使ったほういいかもね。

災害時の緊急カードにこどものアレルギーなど気をつけないといけないことを書いて持たせるのも良いかもしれません。
アレルギー支援ネットワークで手に入ります。
ピカリンちゃんの場合記入事項多すぎて書ききれないかもね。

投稿: どんぐり | 2008-06-16 07:49

お久しぶりです。ご無事でよかったです。
ケイタイ、ネット機能は別として、
うちも、一人で行動する年頃になったら、持たせようと思いました~
まず、食糧確保、これ大事ですよね。
家には備蓄しているものがあるとはいえ、出先だと困りますよね。。

歯ブラシ、ソ○デー、いいみたいだよ。って聞いたことあります。
生協のチラシに載っていたので、試しに、長男の分買ってみようかな?
(次男はすぐに歯ブラシ噛んでしまうので・・)

投稿: ふわりふわ | 2008-06-16 12:18

タケさん家、確かそちら方面。非常に心配していました。
ご無事でなによりです。
が、こともあろうにピカリン1人長距離移動の真っ最中だったとは。
いろんな事がめまぐるしく回ったのではないですか?
タケさん自身、TVニュースを見られる状況じゃなかったことが救い?
無事戻ってこれてよかったです(涙・涙)
銭金の問題ではなく、今後この子達は親の元を離れていきます。
「どうして一緒にいてやれなかったんだろう」そんな後悔をしないためにも
一緒に行けるときは一緒に行って、チクリンもいる事ですし、
体が2つあるわけでもないので、致し方ないときは一人で行ってもらう。
これにつきると思いますよ!おさいふ事情で致し方ないときもある(笑)
災害時の過ごし方、我が家も常に気になるところであります。私も食料確保を指示するかもです。コンビニ行っておにぎり買え!など
東海豪雨の際、娘の学校は通学バスの出動ができず学校に宿泊をよぎなくされたそうです。過去の経験から3日分のカンパンが用意されているとか・・・(未確認)
カンパン・・・・昔は乳が入っていたぞ?!とよぎったものの未だに確認していません。
この機会に学校に確認してみようと思います。

投稿: ハナママ | 2008-06-16 12:54

無事帰り着いて良かったね!

>一人で何とかなるほどの年頃でない娘を、
>一人で長距離通院させるべきではないのだろうか?!
>親が付き添うべきでは?! 
これはこれで良いのではないでしょうか。
「自分の体」のメンテナンスのために
一人で病院へ通う。すごく大事な事だと思う。

確かに、ちょっと遠い病院だよね。
でも、信頼できる先生が居る。
つい過保護にアレッ子は育てがちだけど
タケさん、たくましく育てたね。
すごい事だと思うよ。

つい先日、ガックリする事があったので
より一層そう思うのでした。

投稿: サトワカ | 2008-06-16 13:12

>みなさん、どうもありがとうございます!

「もしかしたら、心配している方もいるかもしれないから・・・」
という気持ちでアップしたのですが、
たくさんの方から声をかけていただき、恐縮すると同時に、本当にありがたく思っています。

本人も、TV報道を見て、今ごろ「よく帰ってこれたなー!」なんて言っています。
「何が一番大変だった?」と私が聞いたところ、
「病院へ行くときのタクシーの運転手さんが、道が分からなくなっちゃって、パニクっていたとき」
だ、そうな。
「タクシーの運転手さんが、自分は地震のとき、どんな状態でどんな風に大変だったかを話しているのを聞いて、それが本当に大変そうだったから、ウチ(自分)が大変だとは、全然思えなかったよ~」
と、言っておりました。
よくよく聞くと、ピカリンのバスは運休されたそうで、別便の切符の取り直しとか、自分でやったようです。
「あそこのバスの切符売り場のお姉さんが、ちょっと感じ悪かったのが、一番ヤだったかな」
そういう現場は、ストレスが溜まって雰囲気が悪かったかもしれないね。

本人も、実は相当疲れたようで、翌日は、コンコンと寝ていました。
「もうすぐ試験なのに、やばい~」

通うのに、お金がかかるというのもありますが、
体力もやっぱり使う。はじめのころは、面白がって興奮していたから、こなせたけれど、体力的にも、きついよなぁ・・・。

「専門」という観点からは「過疎」な我が地域。
本当に、難しい・・・。

とにもかくにも、今回は、無事だったということで、よかった。
これが、彼女のひとつの経験値になったことでしょう。


皆さん、本当にありがとうございました。
重ね重ねになりますが、お礼申し上げます。

投稿: タケ | 2008-06-17 07:54

ピカリンちゃん、無事帰宅できてよかったです!!
あ~~~、読んでてドキドキしたよぅ~~~。
いつか手を離れるコドモ、たくましく生きてほしいし、いろんなことを経験してほしい。
でもこんな風に手の届かないところでアクシデントがあったりするんですよね。
タケさんも不安な一日でしたね。
ぽち子がピカリンくらいになったとき、送り出せるくらいになりたいです。
愛されてるという自信と健康(自分である程度管理できる)を持たせてあげられたら、送り出せるかもなー、なんて。

投稿: こむぎこ | 2008-06-18 23:34

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