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パートナーとしての工務店さん

家の改修工事の話をするにあたって、
はずせないのは、我が家の工務店さんの話です。

 

この工務店さんは、
引っ越してきたばかりの頃からのお付き合いです。

当時、

「とにかく話を聞いてくれそうな、良心的な感じのする工務店」

を探していたタケが、「ここなら・・・」と決めてから、ずーっと付き合っています。

出合った当時は、この工務店も創業して間もなくて、「網戸の張替えでもなんでも呼んで」
なんて言っていたのに、今は引っ張りだこで、忙しそうだ・・・。

そしてうちも、毎年、何かしら頼んでいる・・・。

 

社長である、腕が確かで寡黙な職人肌の棟梁と、トータルアドバイザーという名の実は「裏番」という噂の絶えないOちゃん(♀)が、この工務店の中心なのだが、この二人は、うちのたけ夫と同じ歳で、Oちゃんは同じ中学だったらしい・・・。

 

 

 

この工務店さんが、「化学物質過敏」等について博識か、といったら、そんなことはありません。

が、

それを理解しよう、近づこう、といつもこちらの話に耳を傾けてくれる姿勢には、本当に頭が下がります。

 

 

どの人だって、自分の築いてきた「経験」そしてその中の「苦労」にはプライドがある。
そこを「化学物質過敏」という事で、ある意味「いちゃもん」をつけられるのだから、それは、人なら「面白いこと」にはならないはずなのだが、
ここの工務店さんは、それを受け入れ、吸収し、それから、外に向かってまた投げかけてくれる、そういうところです。
(本当にありがとう!!)

 

 

たとえば、

今回、工事にあたって、いろんな「木枠」を取り付けなければならないんだけど、
前からの家のつくりとの整合性から「塗料を塗らなくてはならない」
ことになった。

それで、
この工務店は、向こうから
「なるべく安全な水性塗料を選ぶけど、それも、あらかじめ、早めに工務店で塗り、なるべくこっちで塗料のにおいを飛ばして、その上で、タケさんちにとりつける、っていうのはどうだろう?」
と、提案してくれる。

「床材はこういうのを使おうと思っているけど、大丈夫? 見本を持っていくから、ピカちゃんとかといっしょに見てみて。大丈夫そうでも、部屋に置いてみるとかして、様子見て」
とかね。

今までも、畳とか、床とか、いろいろお世話になってその積み重ねの中で、こういう提案をしてくれる。

彼らは、「住みやすい家作り」の観点から、いろんなシンポジウムなどにも参加しているのだけれど、そういうところでも、タケ家での経験を話してくれる、
「みなさん(建築業者)は、天然素材ならアレルギーにやさしいと思っていらっしゃるかもしれないけれど、たとえば、イグサ自体が農薬でいっぱいなら、それは優しくない。そういう観点も必要なんだ」
と、発言してきてくれる。
「みんな、へえーーー!って、言ってくれるっけヨ。でも、言ってくれる、ってことは、知らない、ってことだよね」(by Oちゃん)
と、私に報告してくれる。

 

 

いろいろな目に遭っている我が家でさえ分からないことだらけの化学物質。

工務店さんと二人三脚で、試行錯誤しながら改修工事をしています。

「★★★★を使っているのでシックハウス対策も万全です!」
と、謳っている工務店さんも大事だけれど(「その姿勢に評価」という点で)、
一番大事なのは、
「その家族の住まい方」に耳を傾ける姿勢のある工務店さんなんだと思う。

 

これは、実は、医者選びでもなんでもそうなのかもね・・・と思います。

 

 

今日は、工務店さんの紹介でした。

今回のいろいろな出来事は、
また今度に!

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

床下断熱材の貼り具合をのぞきこむ
チクリン(手前)と、工務店のOちゃん(向こう側)
Img_0440

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コメント

なるほどね~ いくら★★★★ 使ってても 使い方にもよるし
使ってたらいいて言うのもじゃないですよね
ちょうど 家の主人と話してたのです
マンション建築とかのお仕事なんだけど シック対策の壁紙とか色々あるよねって話から 壁紙だけ意識しても結局色々あるから
って ちょっと最近こういうお話を 意識してくれるようになりました
色々あるけど 結局理解してもらわないと意味がない
こうやって話を聞いてくれる工務店さんって 素敵ですよね

そうそうたんすの中のにおい なかなか取れないですよね
そういえば 開けっ放しにする事ってなかったですもの
お義母のこたつも ちょっとはにおいましになりましたが
布団をめくった中は 結構におってる お願いだからその中でかくれんぼは辞めてほしいと思うのでした
祐たんも 来年小学校 おばあちゃんたちは机 購入してくれって言ってくれたんですが ちょうど知り合いの息子さんが 高校になったのでくれるって事で エコだしって ありがたくいただく事に。。。家具の話 におい考えると 本当良かったって思えました。

投稿: 祐たんママ | 2008-11-13 09:10

@タケです!

工務店or建築業者さんに、「アレルギーが」とか「化学物質が」と言って、怪訝な顔をされるより「ああ!あれネ・・・」と言われるだけで、かなり気持ちが楽になりますよね~。対応できるかどうかは次の問題で・・・。
「うちのは絶対大丈夫です!」って言う業者さんより、「良くわかんないんだけど、どう気をつけたらいい? うちはこういうものを使っているけど、どこでどんな風に考えたらいい?」と聞いてくださる業者さんのほうが、信頼できる気がします。その上で、「うーん、いろんな関係で、ここまでしかできないけど、どうしたらいい?」って、限界線をひいてくれる方が、こちらも考えやすいし。
「聞い」て「できない」って言ってくれる人は信頼できる。
ろくに「聞」かないで「できる!」って言う人より。
さらに、
「聞いて」「行う」って、本当はすごくしんどい仕事だと思うけど、それをしてくれる業者さんには、本当に心の底から感謝します。ネ。

祐たん、コタツの中でかくれんぼか・・・。なんか想像できて、かわいいなあ!
そういう無邪気な遊びに「ダメ」って言うの、難しいね。

投稿: タケ | 2008-11-13 18:05

ここ最近の画像を拝見していると何だか大掛かりなリフォームみたいだし、それに踏み切るっていうのはどんな秘策があるんだろうと興味津々で拝見していたら・・・なるほどこんな素敵なパートナーがいらしたのですね。
いまだ賃貸生活の我が家、近い将来に最低あと1度は引越しをしないといけませんし、可能ならば新しい住居が欲しい。でも子供たち(と私たち夫婦)のアレルギーコップは今どんな状況なんだ?!と思うといろんな不安があって下手に引っ越すのも怖くて。探せばこういう業者さんもいらっしゃるんだと知ることができただけでも気持ちが少し軽くなりました。
何事も「できない」とか「知らない」って言える人って信頼できますよね。きっと「その他の部分」で「自分は世間一般の人よりずーっと勉強して経験してる!」っていう自信が持てているからこそ未知のことへの好奇心も旺盛で、「知らない!教えて!」って率直に言えるんじゃないかなと思うんです。
幼稚園なんかも「アレっ子経験あります♪ ノープロブレム!」的な所に限っていろいろあったりする気がしたり・・・。
この記事を読んだ後で見ると工務店さんの社名もあったかいですね♪

投稿: yoyo | 2008-11-14 09:39

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