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「今までそういう人はいなかったから大丈夫」

この言葉をはじめに聞いたのは、

ピカリンが0歳で入った保育園でした。

当時、まだ関東圏に住んでいて、一番近くの、とても感じの良い保育園(3歳以下)に通っていました。

 

私自身が人より若干アレルギー体質である、ということは自覚していたので、
これだけアレルギーがいわれるご時世、そんな私の子はきっとアレルギーであろう!と思っておりました。

ものすごい脂漏性湿疹のあと、5~7ヶ月くらいだったかな~・・・ピカリンが全身湿疹だったのは。

そのときの対処も書けばいろいろあるんですが、

今日のテーマは、上記表題。

 

 

保育園で始まっていた離乳食に「卵」があったのです。

 

 

今でこそ、「離乳時、卵の摂取は焦らない」と指導されるようですが、

当時は、そんなの全然。

でも、1歳前に絶対卵を食べなきゃ死んじゃう!わけではないし、はっきり卵アレルギーと言われたわけではなかったけれど、湿疹も出ているし、もし、できるなら、卵を抜いてもらえないか・・・と、非常にベテランで頼りになるやさしい園長先生に頼んでみたときのことでした。(私自身は本屋の立ち読みを山のようにやって知識を入れていた)

 

 

「そうねぇ・・・。今まで、何人もアレルギーの子を見てきたけど、これくらいの卵なら、みんな大丈夫でしたよ。みんな食べていましたよ。一人あたり、5分の1個くらいで少ないし。今までみんな大丈夫だったから・・・」

と、

やんわり、断られたのでした。

当時、私もピッカピカの新米ママで、身近に除去食指導の医者もいなかったし、卵を抜くことに絶対の確信があったわけではありませんでした。

相手は、私も心底信頼している超ベテラン保育士さん。

彼女が見てきた園児の数は、私の想像なんかより、ずーーっと多いわけです。

その人が、

「今まで大丈夫だったから」

と言うのなら、

自分の子のことしかわからない、新米ママの心配なんか、とるに足らないものなんだろうか。

心配するのは神経質なんだろうか。

私が考えを改めなきゃいけないんだろうか。

5分の1という少なさなら、OKなものなんだろうか。

でも、この子は、ファーストケースかもしれないヨ・・・

と、

漠然とした不安を持ちながら、

ベテランの言う「今まで大丈夫だから」の言葉は、
大きな大きな岩のように、圧倒的な威厳を持つように感じ、
小さい小さい未熟な新米ママの心配は、吹けば飛ぶような気がし、

「・・・。ま、いいか。家では卵を摂らないようにしよう!!」

と思って、保育園では1歳前から卵を食べることにしたのでした・・・。

 

 

このときは、こう判断するしかなかったでしょう。
そのときの私には、「医学」「医者」という後ろ盾も、自分の子育て経験・アレルギー体験もとても少なかったし、なにより、ピカリンのこと自体、まだ何も分かっていなかった。

 

 

「今まで、異常を訴えられた例はありませんよ?」

という言葉は、

主に普段から一生懸命良心的に仕事をされている方から、遠慮がちに伺う言葉です。

 

ピカリンがゼロ歳の頃から、今にいたるまで、私が不安になって何かを尋ねたときに、時々返ってくる言葉です。

そして

うちの場合、

「こんな子は初めて見ました」
「こういうケースは初めてです」


さんざん言われる言葉です。

 

 

予防接種の副作用は3%くらいです。

と言われれば、

普通の人は、自分は97%に入るだろう、と思って安心して受けるのだろう。

 

でも、うちの場合は、
3%以下、というのは
30%以上、というニュアンスをもって聞こえる。
また、
ファーストケース(もしくはレアケース)になるのではないか?うちが・・・と思って。

30%以上の副作用がある注射は、誰でも受けたくないですよね~~・・・。

 

 

「今までそういう例は無かったですよ?」

と言われても、

ちっとも安心できない自分に、あらためて気づいた今日この頃でありました。

何が言いたいのかわからない記事になってしまったが、

なんだか、そういうことを思いました。

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アレっ子育児」カテゴリの記事

コメント

ああ!

>心配するのは神経質なんだろうか。
私が考えを改めなきゃいけないんだろうか。
5分の1という少なさなら、OKなものなんだろうか。
でも、この子は、ファーストケースかもしれないヨ・・・
と、漠然とした不安

まさに今の私!!
しかも「今までそういう人はいなかったから大丈夫」という言葉ほどあてにならないと若干感じはじめておりました。
だからもし医学的に認められなくとも、「大丈夫といわれたけど××になった」という体験は非常に貴重だなと思います。
ひょっとしたらピッタリ同じようなことになるかもしれない、そうすると複数の体験になって実は大丈夫じゃないということがはっきりするようになりますものね。

なんだか自信なくてひっこめたインフル予防接種記事、やっぱりアップしとこうと思いました。

投稿: オビママ | 2008-11-17 11:07

あ~、書き込みたいことがいっぱいあるのに、なかなかこれません~。
友人(薬剤師)の子が通っている保育園は、「アレルギーはあって当たり前」という考えで、「卵は2歳まで与えない」「醤油はきび醤油」おやつは素朴なもの、なんだそーで。「何?それ?どこの保育園?うちも入れたい!」と言ったら、病院付属の保育園(つまり病院職員限定)なんだそうでした。とほほ。
小さい子は卵なんか負担にしかならないんだよー。というのが少しずつ広まってきているんですよね。中1の甥がかつて「食物アレルギー」とわかった時は「少しずつ食べないとだめなんじゃないの?」的意見が、まわりにものすごーく多かったのデス。当時新米ママの姉はよく泣いていました。
アレルギーをとりまく世の中の常識はここ10年で変わってきていると思うのです。あと10年後にはどーなっているんだろう???

投稿: むう | 2008-11-25 13:43

@タケです。

「卵」って、「完全栄養食」と、今では言わなくなったかな?
古めかしい言い方だけど、だから「食べると良い!」食べないと「なんで?!」って感じの扱いでしたよね~~、昔は。

本当に、10年でだいぶ変わったよね!
アレルギーが堂々と表舞台に出てきたのが、この10年だったかな。商業ベースの中に入ってきたと言うか。
前は、本当にマニアックすぎる世界、という感じでした。
雑誌の健康特集に載るくらいにはなっていたけど、アレルギー食が一般市場に出回ってはいなかったもんね。
今は、どうだろう。
乳・卵の軽いアレルギーなら、「ああ」って、受け止められるくらいになったかな? まだまだかな・・・。
変わったところ、変わらないところ、いろいろあるけど、
子どもの健康に心を砕いている親を追い詰めるようなことは、どんどん減ってほしいものだ!!と、思うよね・・・。

投稿: タケ | 2008-12-08 10:18

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