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2009年11月

大きくなって、予想外だった編

その日、私は、朝っぱらから「実験料理」に取り組んでいた。

(「実験料理」とは・・・約4年前の長ったらしい記事)

お題は、揚げ焼きそば。給食の代替弁当です。時刻は6時頃。

このごろ、「酒田米菓」の「こめきり」、この便利な食材を何とかできないか?!という点にこだわっているタケ氏です。
上記事にもあります、揚げ焼きそば、もしくは皿うどん。これに、性懲りもなく挑戦してみたのです。(進歩無し)

そのまま揚げるとやはり固いので、さっとお湯にくぐらせ、

そうするとべたつくので、クッキングシートの上で軽く水気を蒸発させ、Img_1875

揚げる・・・
Img_1874

と、

ん・んんんんーーー・・・? どうしようかな?の食感。でも、もうやり直す時間無いナ・・・Img_1876

と、いうそのとき、

チクリンがパジャマ姿で走って飛んできた。

チクリン 「おっ、おかあさん! もう弁当作った?!」

タケ   「うん。大体。まだ途中のもあるけど・・・」

チク   「おれ、今日、調理実習だから、給食なくて、弁当いらないんだった! ごめん!!・・・ごめんなさいっ!ほんとーっっにゴメン!(←明らかにタケ氏の爆発を恐れている)」

タケ   「な・・・そ・・・・それはいいけど(←本当は良くないが→)それより、調理実習って、何? 今日?何作るの・・・?(キョドキョド)」

チク   「あ!ダイジョブ。材料は大丈夫。オレ、確認したから」

タケ   「大丈夫・・・・って、本当に?」

チク   「だいじょうぶ、だいじょうぶ!」

タケ   「具体的に、何よ、メニューは」

チク   「だから、大丈夫だって!」

タケ   「大丈夫なのはわかったから、言ってみろ!」

チク   「ジャーマンポテトなのは、明らか」

タケ   「明らか、って何?!」

チク   「他にもあったけど、忘れた!」

タケ   「じゃ、大丈夫かわかんないじゃん! 少なくともジャーマンポテトだったら、油・・・大豆油が入ってたらダメだよ! あと、ベーコン。ウチが食べてるからって、何でも大丈夫なんじゃないよ?!大体のベーコンは卵白入ってんだから」

チク   「まじで?!」

タケ   「まじで?じゃないよ! どーすんだよ。あーーー、どうしよ。先生も忙しくて、聞くの忘れたか・・・」

チク   「ま。大丈夫じゃない?」

タケ   「・・・大丈夫、って、食べても大丈夫、って事・・・?」

チク   「うん」

 

 

えええええーーーーー!!!

し、慎重派のチクリンが、なんてことを!

そう、

もしかしたら大丈夫かもしれない。

でも、いきなり学校でそれをやるのは、危ないだろう?!

それを「やっちゃえ」なんて、あの、あの、慎重派のチクリンがーーーッ!

・・・軽くめまいで、よろっとする・・・

冒険娘のピカリンは、要注意だったけど、
チクリンは、今まで全て慎重なヤツだったから、何の心配もしていなかったのに、この変身ぶりは何なの・・・?

 

実験料理が徒労に終わったことも、
いきなり「調理実習」宣言で、驚いたことも、
すべてふっとぶ、チクリンの変身「発言」・・・!

 

こ・・・こいつ、あぶない・・・

自分のプライドのためには、身の破滅を招こうとも、アレルゲン、食べちゃうやつだ・・・。

 

鼻の下の産毛が濃くなり、
体中ごつごつ骨ばって、顔つきも精悍になってきて、
声がしゃがれだしているチクリン。

大きくなって、幼児期の性格も変わり始めたか・・・? 予想外!!

そのことに、最もガクブルしたタケでした・・・。
ああああ・・・・心配だ・・・・・・・

 

 

調理実習には、先生と連絡を取り、速攻ベーコン買って、学校に持参ナリ。

 

揚げ焼きそばは、時間がたつと、堅し。真似するまじ。Img_1878

(当然のことながら、揚げせんべいのような感じになったので、別方向に工夫の余地アリ)

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大きくなって楽になった編

相変わらず、お泊りのある学校生活。

 

先日は、塾の仕事と、もう一つの仕事と、あと前に記事にした「健康住宅サミット」が重なった日が、
なんと、ピカリンのお泊りの前日!
という、破滅的なスケジュールで、
如何せんとするぅーーー!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。状態だったのですが、

ピカリンが一緒に作ってくれたので、
これは、なんと楽なことか!
精神的にも助けられるので、普段の3分の1くらいの負担感であった!

Img_1852 ああああーーーー、嬉しいねぇ・・・

 

←まるで、工房で作業をするワカモノのようなピカ。

料理を容器に小分けしているところ。

 

 

二人で一緒に料理している写真もありましたが、掲載仕分け作業にて、掲載不許可。

なぜなら・・・

自分が、ふけた!(写真を見てしみじみ思った・・・・かなーり、ショック!を受けた)

でもさー、子どもがこんなに大きくなったんだもん、仕方ないよね・・・。

そして、さらに思った。
織田信長は「人生50年」と歌った。
ということは、
日本昔話に出てくる「おじいさんとおばあさん」というのは、40代じゃないだろうかっ?!
そして、できちゃった子どもが、かぐや姫とか桃太郎に、違いない!
だから、私がふけてても仕方ないんだ!
その分、たくましく、大きくなってくれ、子どもたちよ!(悲痛な叫び)

 

Img_1849 ←ピカとの共同製作品。

あまり、豪華なお泊りでなかったので、代替料理もそこそこです。

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同じおかず(代替食・・・では、ある)

毎日自分の弁当を作っているピカリンですが、定期テスト前の部活停止期間だけは、母タケが作ることになっています。

チクリンの弁当は、私が作るので、
チクリンの弁当のおかずを、多めに作り、ピカリン、たけ夫の弁当に入れることになり、皆が同じおかず!ってことにもなるわけです。

 

この日、
新しい作り方のおかずに挑戦。

お題は、さばの味醂干し

 

豚肉の薄切りを大きめに切り片栗粉をつけて揚げ、
大学芋のたれの作り方をベースに醤油を多く+かつおだしを混入したものに、これを絡め、ゴマを振る

出来上がったときから
チクリン 「すげー! これ、うまそーーー! うひょぉ、楽しみだなぁ」
というシロモノ(写真ありません・・・好評と思わなかったので・・・)
タレが光ってピカピカしていました。

 

 

それぞれがそのおかずを食べた
その日の夜・・・

 

 

たけ夫  「そういえば、今日の肉、すんげーうまかったーー!! 硬かったけど・・・」

チクリン 「そう!うまい!硬い!オレは、筋に沿って、切って食べた!」

ピカリン 「そうそうそう!! うまかった!! すげえ!あれ、どうやったの? 売ってたやつ?」

たけ夫  「そうそう!売ってる惣菜っぽかった!」

ピカリン 「おいしいよね~~?! 硬いけど・・・」

タケ   「ハハハ・・・」

たけ夫  「オレなんかさー! 口にほおばって、うまい!って思って、でも、硬いから、そのまま口に入れてて、その分、ごはんほおばらないと、このうまさがもったいない!と思って、かき込んでサー!」

チクリン 「俺だって、はじめは硬いと思わなかったから、全部まとめて口に入れて、でも、あ!って思っても、もう口から出せないじゃんーー!! どうしようか?!と思ったよ」

ピカリン 「ウチは女の子だからはじめから噛み切ろうと思ってたから、それもまた焦ったよ!」

みんないっせいに
たけ夫  「でも、すっげー、うまかった!!」
チク    「うまかった~~~~(うっとり)」
ピカ    「おいしかったよねー!?!(ためいき)」

 

などなど、大盛り上がり。

代替食の弁当のおかずで、こんなに盛り上がってくれてありがとう。

皆で「おいしかったねー!」と言い合えると、代替食だろうと、この世で一番の最高の食事だ!って気がしてきて、ありがたいし、しあわせだし。
会社と高校と小学校でそれぞれ食べて、
で、
おいしさをそれぞれが表現できるまで、大きくなって・・・。
これが、ウチの幸せの形だなー! 
それで、これ、って、なかなか味わえないものかもしれないよね? って、なんか、凄くうれしかったので、書きました。

いいこと、ってあるな。

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アレっ娘の青春グラフィティ(調理実習編)

ナオさんが、調理実習のことを書いていたので、
ナオさんのところのお子さんとは、9歳も違う、うちの脳内筋肉系娘の最近の話を書いてみます。

 

ピカ 「明日、調理実習。魚のホイル包み焼きとかぼちゃのポタージュなんで、よろしくっ!」

タケ 「よろしく、じゃ、ねーだろ! これとこれを○○してください、だろっ! 具体的に何して欲しいの。そんで、先生には言ってあるの?」

ピカ 「先生? めんどくせーから、言わない。勝手に持っていって、授業が始まる前に、ちょろちょろっと、よろしく的に言っときゃ、いいよ」

タケ 「えええー! それでいいの?! やっぱり、ちゃんとあらかじめ言った方が、いいよぉ~」

ピカ 「いいんだよっ! だって、あいつ、めんどくせぇし」

タケ 「何が面倒くさいの?」

ピカ 「まるっきり、アレルギーの事知らないから、イチから説明するのが、面倒くさい。『あら。アレルギーって、どうして起こるのかしら?』とかさー」

タケ 「あ、それ、面倒くさいかも」

ピカ 「フジ子(仮名)って、みんなからもウザがられてるんだよ。時々間違ったことも教えるし。そんで、この間も、授業中『なんか、最近、アレルギー、っていうのも、あるようですけれどねっ!』って、鼻でフン、って感じで言ってヤンの。むかっ。友達のMちゃんも、『あー、今ので、ピカリン、怒ってんだろーなー』って言ってたし!」

気の合わない家庭科の先生、というのに高校にて初めて遭遇し、
彼女なりの付き合い方をしているピカリンでした。

 

 

翌朝。

ピカ 「あっ! 今日調理実習だから、弁当いらないじゃん!」

タケ 「うん・・・・。そーかなー、って、思ってタ・・・」

ピカ 「言ってよー!作っちゃたじゃん!」

タケ 「だって、ピカリン、大喰らいだから、そんくらい、食べるのかなーって・・・」

ピカ 「くっそー! ・・・ま。いいかnote

  

 

相変わらず、元気なピカリンです。

高校に入って、他の中学から来た子と、初めて交わっているピカリン。
「料理できない人、って、いっぱいいるんだねー!」
どうか、自分に誇りを持ってね。

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工務店さんたちに、化学物質過敏(CS)の話をしてきた話

Photo

(帰り際に撮りました。会場に入っているときは、心身ともに写真を撮る余裕まったくなし)

←今年の会場が鶴岡で、事務局に仲良くしている工務店さんが入っていたことから、
「タケさん、『予防医学と住宅の関わり』っていう分科会にパネラーとして、出ね?」と誘われ、
「お引き受けさせていただきます」と言って、参加してまいりました。

ネタは、言わずもがな「化学物質過敏」の話で、1年前のリフォームを軸に話をさせてもらいました。

前にも書きましたが、引き受けた理由は、「建築業者さんの前に出ることが大事」と思ったからです。

流れ的には、
家族の紹介(ここで、ピカチクは虚弱児ではなく健康である!と、強調)、
化学物質過敏とは何かの話(予防も治療も原因物質を避ける以外にない、ということと、揮発性物質が一番怖いということ。それから、やっと「病名」として認められたが、医者も患者もわからないことだらけである、という説明をしました)
それから、具体的にリフォームでどう気をつけたか、を、話しました。(季節とか、工事の順とか、素材選びとか、工務店さんのどういった配慮が嬉しかったか、とか)

依頼されてきた工務店のOちゃんからは「ひとりでも、ふたりでも、タケちゃんの気持ちが伝わることが大事だろ?」「工務店てね、ほとんどは、大手メーカーのいわれたままに作るだけで、一般ユーザーの人と会ったことも無い、っていう人が多いんだよ。だから、ユーザーさんの話しを聞く、ってだけでも大事なの。」「こういう人がいて、こんなにも気をつけながら生活しているんだ、って事が伝わるといいと思う」などなどアドバイスを受け、
上記のような話にしたんでした。

私としては、

化学物質過敏の人が、本当にいる、って知ってもらうことと、

超基礎的な知識。

それから

CSの人にとって、どんな方法や素材がいいのか悪いのか、というよりも、
コミュニケーションをとって欲しい。
それが、不安で孤独なユーザーを救うし、
互いに話しながら、よりベターを追求して生まれた家には、クレームはない。何か問題があるとしても、それは、「次の課題」と捉えられる。そして、こうして作られた家は、居心地がいい、暮らしやすい。
それは、CSだけでなく、どんな病気を持っている人の家にも、言えることじゃないかな、

なんてことを伝えよう、と思っていました。

 

質疑応答の時間に、
沖縄からいらした業者さんが、
「実は、今、お客さんに化学物質過敏の方がいる。住宅に使用する材料を『これはどうですか』と手渡していたんだけど、それはやってはいけないんじゃないかと、今すごく反省しているのですが、どうなんでしょう」
と質問されました。
(ここで、「おおお・・・」という会場のどよめき。CSの人、ってやっぱいるんだ!といった感じのどよめきでした。)

「化学物質過敏は、原因物質もその症状の出方も程度も千差万別。答えは無いから、『こういう風に考えていますが、どうでしょう?』と、聞いてあげてください。サンプルを見ただけで発症してしまうからと断る人もいれば、うちのお父さんは大丈夫だから、お父さんに見てもらうわ、サンプルを下さい、という人もいると思います。いいと思ったものを提供する、というより、こちらはこう考えている、という自分たちの事情を、メーカーもユーザーも出し合って、自分たちにとってのベターを選択していくことが大事だと思います」

と、答えたんでした。

 

そんでさー!!

ピカリンが、化学物質過敏であると診断されたときの話に、リアルさを入れようと思って、
石川医師(北里研究所)の言葉を引用して「おかあさん。この子はね、大変な努力をしていますよ。回りからはわからないかもしれないけれど、大変疲れていると思います。あまり怒らないであげてくださいね」と言われた、と、話しているとき、
ガッデム!
涙声になっちって~~~~!

嗚呼嗚呼嗚呼あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

また、やってもたーーーーー!

です・・・・。

みんな、びっくりするじゃんよ・・・(T T)。

そんで、だから一生懸命聞いてくれるんだけど、
やなんだよ~、そういうさ、涙で人を釣る、みたいなのっ!!

と、

自分では、自分にグオーッ!!と憤懣やるかたないが、

私の話は、「大反響だった!」「午後の分科会の発言の中にも、タケさんの話を聞いて考えさせられた・・・って、発言が多かったんだよ!」と、工務店のOちゃんが言っていた・・・。

 

なにか、少し影響が与えられたのなら、良かったな・・・

と・・・・

 

連日、自分にご褒美をあげまくっているので、
そろそろ、自分を甘やかすのをやめようと思います。

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アレっ娘の青春グラフィティ

Img_1838 一部では有名で、
知らないのは、たけ夫だけ、
という
ピカリンには彼氏がいる、情報

先だって、たけ夫も知るところとなりましたので、
(まったくもう、正視に耐えないキョドりぶりでがんす)
こっそり書きます。(あくまで、こっそり!です)

彼氏と申しましても、古語になりますが「keepくん」といった感じの(えええっ?!)彼氏・・・?
春休みの告白事件から、半年も続いております。

その彼氏の誕プレ(誕生日プレゼントをこう言うらしい)に何かご購入遊ばしたものと、「ごはんde・・・」で作ったカップケーキをあげていたピカリン。です。
一応、「ためしに・・・」と、自分の所属するバスケのお仲間に食していただき、好評の感触を得てからあげたようです。

タケ 「まずい・・・とか言われたら、悲しいね・・・」

ピカ 「だいじょうぶ。絶対、おいしい!って言って、喜ぶに決まってるから」

自信であります。
味に自信、というより、愛に自信があるのでしょうか・・・。

彼の妹ちゃんが、少しアレルギーの気がある、って事は、わたしも知っていて、
「だから、話しやすいね」と言ったら
「そうなんよ」と、ピカリン。

 

夏は一緒に花火を見に行ったり、映画も見に行ったし、楽しくやっているようです。
アレルギーが、それにどう絡んでいるか、私は知る由もありませんが、
いろんなこと、
頑張って&楽しんで欲しいな、と思います。

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このブログの行方

なかなか更新できていません。

書こう!と突き動かすアレルギーネタが無いからなんですが、
逆に言えば、
今まで、4年間、ずーっと途切れずに「突き動かすネタ」があったということの方が、すごい・・・。

 

ブログをつけ始めた初めの頃に書いてあるのですが、
このブログを書き始めた理由のひとつに
「そろそろ、アレルギー奮闘の時期も終わりそうだから、忘れないうちに書きましょう」
的なことがありました。

ところが、「時期」は終わらず、この4年間の間にも「ギャー!」的なことがいろいろあって、
それプラス
もっと前にあった、印象に残っている出来事やらを書いて、4年たったのでした。

 

で、ついに、やっと、ほんとうに、「時期」が終わったのかなーと、感じている今日この頃です。
(そうあって欲しい)

でも、
書き残してるな・・・と、自覚している話もあって、
それは、たとえば

・石鹸の話(一度も書いてない)

・ジジババをどう理解(?)させていったかの作戦の話

・K先生とのドラマ(医師との付き合い)

・去年の、ピカの症状悪化と、診察拒否事件

やっぱり、この辺りは、書こうかな、なんて思って、
ブログを閉めよう、とは今のところ、思ってません。
記事の整理もしたいし・・・

ただ

なかなか、「書く」ということにならなくて、
放置気味であり、
なんだか、人に対して、失礼だな・・・と、すごく思っていて、
謝る、というのも、なんだかエラソウでいやなのですが、
本当に、すみません。

と、伝えておきたくて、出てまいりました。

 

うちの場合、
まだまだ、アレルギーライフは続いていくわけですが、
「悩み」とか「混乱」とか「ショック」とかが激減している毎日でして、
小さい事件はあるのですが、
まぁ、
ぼちぼち、書いていくと思いますので、
よろしくお願いいたします。

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