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弁当作り10年以上。初めて弁当を忘れる

ショーゲキ的なタイトルです。

 

★チクリン編

 

その日・・・

非常に込み入った給食メニューであったことも手伝って、中1のチクリンの登校時間に弁当作りが間に合いませんでした。久しぶりのことでした。

「チクリン、ゴメン。間に合わないから、お母さんが届けるよ。保健室に届ける、ってことでいいかな?」

チク  「いいよ。わかった」

弁当は、チクリン登校後30分して出来上がり。

その日、私は、私事でたくさんの外回り仕事があり、それらの書類やらなにやらとチクリンに届ける弁当を車に詰め込み、午前のうちに出発しました。

午後1時・・・・・

携帯が鳴る。

「中学からだ。なんだろう・・・?」

あっ!

━━Σ(゚д゚;)━━!!

ヾ(.;.;゚Д゚)ノ!

ぎゃーっ!!!!!

受話器の向こうで、保健室の先生が言っている・・・
「おかあさん、あわてなくていいですから、あわてなくていいですから、落ち着いて来てください」

ぎゃーっ!!

ぎゃーっ!!

ぎゃーっ!!

Boooooon! キキーッ バタン!

1階の保健室の窓から、チクリンが手を振っている。

「おおーい。かあちゃ~ん!」(チクリンは家では「お母さん」と言っているが、外では友達に合わせて「母ちゃん」と言う)

白いワイシャツ、黒い学生ズボン。声変わりして私より背が高い細マッチョのチクリンに声をかけられ、
おもわず、うれしいタケ氏。いや、喜んでいる場合じゃないから。

「ごっ、ごっ、ごっ 5時間目、って、いつからでしたっけ!? ま、ま、間に合いますかっ?!」

とやっているうちに、
担任様も保健室に顔を出す。

「すすすすすすすすすみませんっ! 本当にスミマセン! ごめんなさいっ! それ以外何も言えないっす。すみません!」
平謝りのタケ氏。

「大丈夫ですよ。時間は十分あります。」

 

弁当作って10と余年。初めて、時間に弁当を食べられないという失態をしました。

子どもが大きくなったから、「不安感」みたいなものが消えたからなんだよねぇ・・・・きっと・・・・

チクリン、ごめんよ~・・・。

 

★ピカリン編

 

毎日自分の弁当を作っている高2のピカリンですが、
部活停止になる定期試験の前の期間だけは、私が作ってあげて、ピカリンに勉強時間を保障してあげることになっています。

そして、その日も、きちんと弁当を作ってあげました、タケ氏。

出かけるピカリンに

「ピカリン、がんばってね。お母さんは、いつもピカリンを、応援しているよ~~~」

ピカ 「あったりまえじゃ、ぼけぇ!」

と、意味不な発言を残し、さっそうと出かけていったピカリン。

台所のカウンターに、おのれの弁当を残して・・・。

 

その日の夜、ピカリンは言いました。

「どんなに忘れ物をしても、弁当だけは忘れなかったのに・・・・。初めて忘れてしまった・・・」

私の脳裏には、小学校一年生のときにピカが作った即興歌「お箸やデザート、わっすれてもぉ~、弁当!だけは、わっすれない~!」が鳴っていました。

ピカリンの高校は家から自転車で5分なので、「昼休みに自分でとりに帰る」と携帯メールがあったのですが、どしゃぶりでしたので、私が3分で届けてやりました。
友達からもらう!とか、どこかその辺で買う!とかは、なかなかできないからねぇ・・・。

 

 

そんな、弁当忘れ事件が続いたタケ家です。

子どもが大きくなったから、起こることなんだろうなぁ

小さいときにこんなことが起こったら  (((゚Д゚)))ガクブルで、3日くらい落ち込んでいそうだもんな・・・。

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アレっ子育児」カテゴリの記事

コメント

タケさんありがとう!笑わしてもらいました!!

迫りくる週末の運動会の弁当どうしょ~と頭を悩ませてるところに、ナイスな記事でしたわ。

投稿: にゃあ | 2010-10-05 11:33

それはそれは大変だったでしょう。
気がついた時の衝撃も後の反動も。
でも、これが初めてだったんですね。
私ちょいちょいありますわー、心当たりが。
学校行事でお昼が早くなった時に電話いただいたり、
(給食時間に私がお弁当を持って行き配膳しています)
気忙しくしていた時に学校に寄っていくのを忘れて
車にお弁当のっけたままだったり。
福菜の1品だけだと学校から電話もかかって来ないです。
家の場合、普段の給食は白ごはんと牛乳しか食べず、
私が持って行った代替給食も食べないで
捨てて帰って来るので実質的には何の問題もありません。
ただそれが緊張感を欠く原因だと思っています。
今まで一度も忘れず続けてきた事がすごいと思います。

新しい記事がUPされていて嬉しいです。

投稿: ほしみかん | 2010-10-05 12:08

ご無沙汰しています!
我が母は、忘れた弁当をかなり荒技で届ける人でした。
小学校の時は、見ず知らずの同じ小学校の子どもに預け(1200人規模のマンモス校だった!)、グランドの鉄棒にぽつんと私の弁当が掛けられていたり(よく分からない人だから、きっとそうしたのだと思ふ)。
高校時代の姉は、通りすがりのホントーに見ず知らずのオニーチャンに託したらしく、姉は朝からヤンキーに声を掛けられ、ビビリまくったこともあり。

自分が母になって、当時の母の「何とかして弁当とどけにゃ~。」の思いが理解できるようになりました。

アレルギーだと、「買って食べる」もできないし。
私も代替忘れて、職場に遅刻したことが何度かあります・・・。
自分の子どもが空腹だと思うと、いてもたってもいられないものデスヨネ。

投稿: むう | 2010-10-05 20:16

タケさま。拝読し心臓が止まりそうになりました!
その時のお2人のお気持ちを思うと涙がでそうです。
我が家もあります。想い出すと凹むのでまだ表現できないのですが、何しろアレっ子母さんは通常の子育て×3倍位に精神的にも肉体的にも超忙しいのダ!!あ~。公立学校はアレルギー児の給食も全メニュー対応してほしい。パンの日は少しだけ米を炊いたり、牛乳代替のお茶を少しだけ用意することがそれほど困難なことなのか。親が忘れたり本人が忘れたり、ただでさえ学校生活の中で一番楽しい時間とは言いがたい環境に耐えている少数派のこどもが全国各地にいることを文部科学大臣に訴えたい!

投稿: おにぎり母 | 2010-10-07 00:18

おおお!
10年以上で初めてって所が素晴らしいです!!
しかしそれであっても、お子さん達は立派に成長していて
きっとタケさんよりは焦ってなかったのかな?
それともタケさんを信じているから大丈夫だったのかもですね^^

しかし、やはりアレっ子の食事は簡単に代替がきかないので
お母様達の意識の中で、常に忘れられない項目として
刷り込まれていて忘れる事は少ないんだと思います。
「私が忘れたらこの子は。。」って常に思ってるから。

ですから今回タケさんが忘れたことって
ご本人もおっしゃるように、不安感が薄れたという事でしょうから
それはそれで良かった?!のかな?^^;
なんて勝手に思わせていただきました!!

投稿: 凹カエル凹 | 2010-10-07 16:08

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