カテゴリー「アレっ子育児」の178件の記事

除去食が精神面に与える影響

食材を制限することは、子どもの成長にとって精神面に与える影響が大きいので、なるべく除去はしないほうが良い。

というのは、ずーっと言われていることですよね。
私自身もそう思っていて、除去は最小限度にすべき、という方針だったし、
除去を指示するKセンセに「子どもに与える精神面も、考えなくて良いのでしょうか」と聞いたら「除去しても、ちゃんと(精神面のケアも)出来ているお母さんもいます」と言われ、心の中で血管ぶち切れまくったこともあります。
 
しかし、結果として、マルチ除去になってしまったピカリンとチクリン。
私が「ちゃんとできているお母さん」だったのか(?!)、どうなんでしょう。「精神面に与えている影響」は。
私が思う以上に、鬱屈した黒いどろどろしたものが、心の中にあって、そのうち爆発するのでしょうか。
泣きながら、「あの時つらかった!どうしてお母さんは・・・!」と私を責める日も来るのでしょうか・・・。
 
よくわかんないけど、
一番の困難は「外泊」と「結婚」かしら・・・
と思っていた母。
 
 
しかし、
夏にも書いたけれど、
大学生ピカリンは、今もお泊りしまくってます。
この2,3月もスノボーで温泉。それから、なんか知らんけど箱根。あとなんちゃらいう団体の研修に作文書いて応募して「2倍の競争率で勝ったぜ!(研修と宿泊料無料)」といって、これまたお泊り。
もちろん、食事交渉は全部自分でやってる、というか、何から何まで私は関知しておりません。
 
 
彼女は、興味の赴くままにやりたいことに挙手して前へ進み出て、その後のことはその後考える、というタイプだと思います。小さいころから!思い返すと!
 
「たぶん、たけ夫(ピカチクの父)に似たんだよ~。たとえば、何か問い合わせの電話をするとするじゃん? わたしが電話をかける前に何を言うか紙に整理して考えていると、たけ夫は『そんなことしてるからいつまでも電話できないんだよ。俺なら電話かけて通じてから言う事考えるね』って言うんだよ!」
と、チクリン(高1)にいいつけると、
チク 「信じられねー!! それで言い忘れとかあって、もう一度かけなおすことになったらヤじゃん! 恥ずかしいじゃん!」
と言った、

たけ夫に報告すると、
たけ夫「俺とピカはなぁ、数打チャ当たる、っていう考え方だから。おまえとチクは・・・・ワンショットワンキルだろ!」
と言い捨てた。
 
うーん。ワンショットワンキル。いいね。
 
すると、チクリンが言った。
チク 「まー、おれはお母さんほどじゃないね。おかあさんはワンショットワンキルじゃ済まないでしょ」
 
おお、確かにワンショットツーキルを狙うな、私だったら。
私の生き方として「災い転じて福となす」「転んでもタダでは起きない」というのがあるが、早速これに「ワンショットツーキル」も加えよう。お得な人生だ。
 
 
って、ことじゃなくてーー!
 
除去食したときに子どもの精神面に与える影響の話だった。
 
 
今のところ、こんな感じです。
 
それは何を意味するのか、何か結果は出ているのか、
皆さんの解釈にお任せします。
私は、よくわかりません・・・・・・。(-_-;)
 
 
ツーキルねらって、動けなくなっちゃう私。に似ているチクリンが若干心配。

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20歳のピカの現状(悪い側面)

アレっ子でも、元気にたくましく育って社会に飛び立てる!と言いたくて、前回までの記事を書いていましたが、

「じゃあ、アレルギー症状皆無か」

「生活をうまくまわして症状皆無か」

「生活上、何も困ってないのか」

と、聞かれれば、

それはそれは、いろいろあります。

今回は、いまだ引きずるマイナス面を書いてみます。

 

といっても、子育てというよりは、もう大人対大人としてピカとの距離がある状況ですので、あくまで「私から見たアレルギー状態」であり、ピカリンの本当のところは、どうかはわかりません。

 

さて、

ピカリンさん。
今の食物除去の状況はといいますと
私の中では、以前とあんまり変わらない、
けど
隠れ食いばかりしていたピカリンが、一人暮らしでどう暮らしているかというのは、かなり不明。
浪人時代は、絶対に体調を崩したくない!という追い詰められた状態で、相当自分に厳しくしていたようですが、今は・・・(以下母の予想を含む)

たぶん、時々乳製品摂ってる(特にチーズとアイス。牛乳は飲んでないな。彼女に言わせると「乳製品はもはやアレルゲンではない」)
小麦はとってないけど、小麦グルテンは時々摂ってる(デュラム小麦は結構とってるかも)。まあ、小麦製品も、うっかり食べても少しくらいなら大丈夫なんじゃね?と思ってると思う。
大豆は体調が悪くなければ納豆とか豆腐とかまあまあ普通に食べる。でも大豆油や油揚げ(大豆油であげたもの)はとってない。生クリームより大豆入りの植物性クリームの方が、ダメ。
卵は、微量の原材料であれば、まあいいかな、食べられると思ってるけど、積極的には摂ってない。ゆで卵あたりを丸々食べても見た目の症状は出ない。けど、気分が優れなくなるので食べないようだ。「おいしくないし」と本人は言っている。よって、そもそも卵は購入しない。加工品や外食のとき、「ま、いっか」と思って食べる、って感じかな。でもできれば避けたいな、と本人も思っている。

魚も、種類限定でとってる
牛肉は時々、
鶏肉はダメだろうなぁ、と思っているけど、時々我慢できずに(質の悪いものを)食べちゃう。

絶対摂ってないのは、そばとナッツ類と甲殻類。

こんなところかなぁ。

 

以上が食べ物ですが、

他に彼女の状態を悪くするものとしては、

一番大きいのが、実は「紫外線」
次がストレス。
それからハウスダスト類
あと、化学物質ですね。

 

 

以前ほど、ものすごく大変、というわけではないけれど、書いてみるとまだまだ立派なマルチっぷりです。

相変わらず、症状書くだけで、長文気味です。(もう本当にこれは前から・・・)

あと帰省しているときにどうしているか、というのと、私から見て、一人暮らしのピカが一番苦労していることは何か、というのがあるので、分けて書きます。

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20歳のピカリン

ピカリンさん、まだいます。

本日、自動車運転免許のペーパーテストを受けに、朝6時のバスです。(田舎は大変だ)

 

西日本10日の旅を終えたあと、速攻でここに帰ってきて、4日で残りの自動車教習を仕上げ、直後、20歳の成人の「早撮り」(振袖でフォトスタジオに)、「こっち、寒いじゃん! 長袖持ってきてない!」と叫んで買い物。20歳の誕生パーティー(自宅でケーキ)、母校の高校へ行って、チクリンのロッカーにいたずらを仕掛け、庄内映画村鑑賞http://www.s-eigamura.jp/・・・・
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(全部映画で使用されたセットです)

振り回されっぱなしで、へとへとです。  

 

タケ氏 「好きなことを好きなだけやる・・・。そういう生き方もあるんだね・・・。」
ピカ  「そうだよ」
タケ  「あと、やり残したことはありますか・・・・?」
ピカ  「燻製作りと、トンカツを作ってもらって食べる」

・・・・。

やりたいことをやり尽くす。彼女の歩いた後は、物は壊れ、草も生えません・・・。

 

一人暮らしのアパートでは揚げ物はしないそうで、母の作ったトンカツ(もちろんコーンフレークの衣)が食べたかったそうです。

燻製作りは、前からニコニコ動画で見た「悪魔の燻製作り」にあこがれて(浪人中から)、すでに作り方を暗記。(こちらはYouTube。ニコ動の方がコメントが面白いかもしれません。https://www.youtube.com/watch?v=yvp972WhWYw
たけ夫(これまた季節はずれの夏休みで在宅)を動員して、燻製箱も作りました・・・。
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001添加物だらけのベーコンを食べさせたくなく、ピカチクが小さいころは、自家製燻製にあこがれていましたが、なかなか手が出せずにいました。
今になって、ピカリンが実現です。(まだ肉を塩漬け中)

 

タケ氏 「・・・・確かにね。いろんなことに興味を持って、実現しながら、人生を楽しめる子に育てようとは思っていたけどね・・・」
ピカ  「だろー? ちゃんと育ってるジャーン」

 

ありがたい、と思いつつ、
かなり疲れております。わたし。

 

薪割り(たけ夫とチクリンは上手)もやってみたかったそう。
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成人のショット(普段と別人過ぎるので掲載)

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アレっ子高校生男子、弁当を忘れる

東北地方では、もう2学期が始まります。

24時間テレビは、学校が始まってから見るものなんですわ・・・。

 

 

うちの愚息チクリンは始業式はまだですが、「補習」と称して、全員参加の授業が始まっていますんで、おにぎり(自作)、を持参する毎日が始まりました。

高校生活に慣れた今でこそ、弁当を忘れたときは先生に無断で学校を抜け出し、家の台所から弁当を奪取して学校に戻っております。

が、

入学3日目で弁当を忘れたときは、さすがに先生に断って、学校を抜け出していました。

入学1週間目で弁当を忘れたとき・・・・
私たちタケ家LINEGroupに彼から緊急メールが入りました。

チク 「やべえ。弁当わすれた」
タケ 「まじか。どうする。届ける?下駄箱か?」
チク 「いや。購買を探ってみる」
ピカin東京 「チク!だめだ。そこの購買は全滅だ!」(アレルギー的に大丈夫なものが売ってないという意味だと思います)

しかし、その後、チクリンからのメールはなかった・・・。
一応、高校内での「携帯電話」は使用禁止になっています。

昼ごはん時になっても、Helpのメールが来ないので、届けたほうがいいのかわからず、勝手に届けると怒るだろうし、もう、出かけたいのにー!と、やきもきしていると、LINEの着信音「ぽろり~ん♪」

タケ夫in岩手 「チクはどうなった」
タケ 「わからん。連絡ないし、帰っても来ない。お昼もう終わるんじゃないかな」

しばらくして、「ぽろり~ん♪」

チク 「解決した」
タケ 「え。どやって」
チク 「友達。帰ってから」

と、意味不なメールが来て、連絡は途絶えました。

 

帰宅してからの彼の話によると・・・

彼は、前々から(といっても入学してからの1週間ほどで)、一緒にお昼を食べる友達の一人が、梅干入りの日の丸弁当と、おかず入れを別に持ってきていることをチェックしていた。弁当を忘れた日、昼ごはんの時間になると、チクは、その友達にがしっと肩を組み、「おう、購買行こうぜ」と、むりやり(?)購買に連れて行った。そして、そこに菓子パンの類しか売られていないことを確認すると、「俺がお前のパンを買ってやる。だから、お前の白米を俺によこせ」と恐喝お願いし、白ご飯と、彼が持っていたふりかけを「凝視」して、アレルゲンが入っていないことを確認し(うそだろ?)、ふりかけご飯を食べたのだそうです。

タケ氏 「ちょっとー、その子、在の子じゃないでしょうねー!」
※解説 ここは地方の町なので、自転車でその高校に通える町の子と電車やバスを乗り継いでやってくる「在」の子がいます。「在」の子は、その中学からほんの数人(時には一人)でチクリンの高校に進学してきます(もともと中学に各学年1クラスくらいしかない)。チクたち町の子はひとつの中学から20~30人。時には50人くらいが固まって進学するので、はじめ、在の子は町の子達の勢力に気後れしてついていけず、非常に緊張しているものなのです。そういう子達にきちんと配慮しなさいよ、特にあんたは、(高校でも)クラスの中で大きい声出して目立ってんだから!と、タケ氏は常日頃、チクリンに注意していたのです。そんなキャラのチクリンが地方から来た子にそんな行いをしたのなら、それは立派なイヂメもしくはパワハラです!

チク 「いやいや。さすがに、俺でもそれはないでしょう。同じ中学のやつだよ~。クラスは違ってたけどね」「きわめて、平和的解決!」

そうか。ならば、まあ、よし。

しかし、彼もたくましくなってサバイバーしてるんだなぁ、と思った出来事でした。

 

さらにしかし、

高校での彼は、その後さらにたくましくなっていくのだった・・・。( ̄Д ̄;;

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アレ高校男子、手作り弁当

コメントありがとうございます、りんさん!
「進級、そして進入園新入学の皆さんへ」
へのコメントが入りまして、
誰かとアレルギー交流があると、書きたくなるタケ氏。

今日は、チクリンのお話。

 

チクリン、前にピカリンが行っていたのと同じ高校に進学です。
家から自転車で10分もありません。
彼にとっては0.1秒で着く!という感覚らしく、
土砂降りでも「大して濡れないよ?」と傘をささずに出かけます。(まちがっとる!)

このブログを読んでいる方は知っている事ですが、
アレっ子育児実践中の我が家では、
「高校入ったら自分で弁当を作る」決まりがありまして、
凝って頑張って作っていたピカリン。と違い、

チクリンは

「俺、おにぎりしかツクラネーから」

 

これを聞いて、ばあちゃんは泣きました。
「お昼がずっとおにぎりだけなんて。不憫だ。アレルギーだから、こんな事に・・・」
と。

 

しかーし。
なんか、高校生(私の学習塾の卒業生)とも時々交流のあるタケ氏。
某女子高生(アレルギーは全然無い)が申しておりました。
「あたし、高校時代、全部自分で弁当作ってたんですよー! えらいと思いません? でも、面倒くさいから、ずーっとおにぎりだけでした!おかず無し! え?別に平気ですよ? 教室で毎日毎日おにぎり食べてましたーー!!」

これを聞いて、ばあちゃんは顔を上げました。
「普通の子でもそんな子いる、って知ったら、大した事ない気がしてきた」

 

 

そーなんですよ?

アレルギーだから、って色眼鏡を掛けて見るから不憫になるのであって、おにぎりだけでいい、って判断しているのは、チクリンなんですからね。
食いたきゃ、作れ!デスよ。

 

しかし、そんな弁当を、
チクリンは
入学して3日目と1週間目の2回、それからつい最近も、忘れたのでした。
それを彼がどう切り抜けたかのお話は、次回。(書ければ)

 

ちなみに、
この女子高校生は今は看護師の卵。
今年あたり、戴帽式があるんじゃないかなぁ。
しっかり者だから、彼女なら地元の看護師になっても、安心して身を任せられる、っチュー感じの良い子です。

 

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給食代替弁当13年の終了

身の回りの変化への対応と、
自分のお仕事などに追われて、
あ!
と気が付くと

給食代替弁当はあと2回作ったら終わりではないか!!

 

 

 

ええええーーーーーっ!!

もう、一生「給食代替」は作らないのか!
まじか!
そんなことがあるのか!

と、今ここに書きながら、初めて気づいた事実。

 

 

空きの巣症候群

 

には、ならないと思うが、
そんな日々に対応・・・できるだろうけど(^-^;
なんだか、信じられないなぁ。

このごろ、
自分の「老い方」まで考えてしまう。

子育てのピークは終わるんだなぁ、と思う。
さみしい。

 

 

「給食の弁当作りももう今週で終わりか~」
としみじみ言ったら
チクリンが
「かっ」
と言って、真っ青になっていた。
そう、
うちは
男女の別なく、
高校からは
自分で弁当を作ってもっていきなさい家ナノダ。
がんばりたまえ、チクリン君。

 

私はこれから、給食センターの方々にお礼の手紙でも書こうっと。

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症状覚え書き

覚え書き


ピカ(19歳)と
アレルゲンの症状についてまとめてみた
あくまでうちの場合……


大豆------脂となって皮膚表面にすぐでやすい
乳製品----下る
小麦粉----だるくなる。時にリンパ腺が腫れた感じに
鶏肉------イライラしやすくなる
卵 --------気分が暗くなる。鬱っぽい方向へ下がる

これを考えすぎ!という人もいるのだろうが「そうそうそうだよねーー!」「なっとくー!」「やっぱりー?!」的に二人で盛り上がりました。
特に卵の一致に興奮しましたマル
食べられるんだけどね。

こういう話ができるのって、なんか良かった。不幸なのかもしれないけど(^_^;)←あんま、そう思ってません・・・・

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今回の教訓とピカの顛末

●浪人するなら、特殊なケースを除いて、地元を出なければならない「地方」。
●浪人というのは限定1年。だから、「生活を確立する」のに時間をかけられない。よって生活確立(医者探し店探しなど)に時間のかかるアレっ子はなるべくその負担が少ない方が良い。
●下宿するなら食事つきは難しい。
●セキュリティも安全で、アレっ子が快適に下宿できるマンションはお高い。お高い以前に、時期によってはあまり無い。(探す時期も気をつけたい)

こんなところが、今回のまとめです。
そういう特殊事情の方は少ないだろうから、あまり参考にならないかもしれません。
また、「よーし解除進めるぞー!」と、決意を新たにされた方もいるかもしません。
絶対浪人するなよ!と、これらの事例を引いてお子さんを説得するのもアリかと思います。
なにかしら、これらの経験が、「この先の」イメージ作りに役立てるといいなー、と思います。

 

さて、
不安てんこ盛りだけれど、下宿で頑張るしかない決意を母子で固め、某週末の「引渡し」(引越し)の日に向けて、私とピカは、その日、外で買い物しまくっていました。
そこへ、自宅にいたたけ夫から携帯電話ワン!ワン!ワン!(←タケ氏の着信音は犬の鳴き声になっております)

たけ夫「あのさー、アネキから電話があったんだけどー」
タケ氏「あ~、メールしといたからその返事だねー」

実は、仙台にはたけ夫の姉一家が住んでいます。
心配かけても、と、今回の件はあまり連絡していなかったのですが、下宿が決まったところで「買い物」のアドバイスをが欲しくて、メールをしておいたのでした。

たけ夫「それがさー。向こうも青天の霹靂みたいなんだけど、○○ちゃんがー(その家の子ども。ピカのいとこ)急に家を出ることになってねー、アネキが一人暮らしになっちゃうし(ダンナ単身赴任中)、ってンで、空いてる部屋にピカが住んだらどうだ?って話なの。ちょっと、話し合いたいから、帰ってきて」

 

ということで、詳しい話はすっ飛ばして、
さらなる超ドタバタ劇の末、ピカは晴れて、親戚宅の居候(イメージはシェアハウス)となりました。
ヘルシーハットさんへは自転車で5分!駅前のセキュリティ安心のマンションです。
親戚宅という気遣いはあるけれど、私はセキュリティ面が一番心配だったので、思いっきり背中の緊張が消えました・・・。
台所共有の自炊ですが、ピカらならその点は大丈夫でしょう。
まだまだ余震も続きます。
人と一緒の方が絶対良いです。
ピカの浪人が決まってから、私は夜中に何度も目を覚ましていて、「年齢のせいかしら・・・?」と思っていたのですが、その日から、本当にぐっすり眠れるようになったので、やっぱり心配だったんだネ・・・。

ヘルシーハットさんにも数年ぶりに挨拶をし、ピカは店内で品物チェック。
予備校に行く途中に朝7時からやっているおにぎり屋さんも見つけ、「お弁当作れないときでも、とりあえず安心だね」と確認し、
新生活がスタートしました。

 

はてさて、どうなるでしょう。
そんなこんなの18歳のピカ。そんな彼女の気持ちに、次回、少しだけ迫ってみようと思います。

(つづく)
<コメント欄閉じてます>

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地方アレっ子の浪人時代の選択肢

さて、
アレルギー児お断り、の記述は、
今まで似たような目に遭っても、
「ざけんな!」
と、切り捨ててこれたはずのピカリンに、微妙な影を落としたようでした。
それはたぶん、前述したような「状況」のなせる業だったと思います。
それは、今までいつも前向きで、物事のポジティブな面しか見ないようなピカリンが、
まったく逆の、ネガティブな面ばかり見るようになったことにも現れていると思います。

「大学に行くなら寮に」と以前私が主張した折
「風呂と台所は、一人で使えるのでなきゃ嫌だ!下宿にする!」
と主張していたピカなのに、
「いいな、みんなは、寮に入れて・・・」
を何度も口にするようになりました。
「でも、下宿なら、台所も風呂も一人だよ?」と私が言うと、
「追い込まれているときの下宿と、そうでない下宿は違うんだよ!」
と、のたまいました。

私は私で、下宿するならアレルギーかかりつけ医(Kセンセ)の近くの仙台。
しかも、緊急時利用のため、「ヘルシーハットさん」の近く!
東京その他の都市部で、新たにこれらの病院や店を開拓する負担は排除!
(1年だけの生活だし)と、考えました。
が、前に書いたように、一人暮らし自体が心配なピカ。
一人暮らしの夢を膨らませるピカに、現実を見せなければと、現地で不動産屋を訪ねました。
このときの物件必要条件は
一位;台所のコンロは二口以上置けるところ。冷蔵庫と洗濯機が置けるところ。(←アレルギー的にはずせない)・・・こんなところも、食物アレルギーのない人とは違うところだと思います。
さて、時期的に物件は少なく、
とにかく生活の利便性を(あと費用を次に)考えて、何軒か下宿を下見。
そこで、ピカは「現実」というものの厳しさを初めて知ったのでした。

なにしろ、我が家は、
薪ストーブが燃え、ピカの部屋はホットマンでクリーン暖房。
ムダに20畳以上ある空間が2つもあり、一番小さい部屋で7畳半。好きなときに好きなだけ風呂に入り、洗面所にも日の光が入ってそこの鏡は畳1畳分(?)。玄関に鍵をかけなくても(本当はダメだけど)まず、大丈夫。大声で騒ごうが部屋の中で縄跳びしようが近所に迷惑かけない、学校へは自転車で5分!近所の人は皆良心的でやさしくていつもニコニコピカリンの味方。図書館には徒歩5分。鳥が鳴き、竹林がカサカサと風にそよぎ、空には青い空が広く広く続く、という桃源郷のような所なのです。
加えて、バスも電車もほとんど乗ったことがない。
スーパーは遠いので、買い物は車。
したがって、「一人で食材をお使いしてくる」経験も、高校生は気軽に出来ないので、あまりやったことがない。
このあたり、都会に住んでいる人とはかなり違います。

それらが全て180度ひっくり返る下宿生活に、ピカはまたしても「プチショック」を受けました。

そこで、生活が楽な地元で浪人することを考え出します。
地元に利用できる予備校はないのか?探し出し始めましたが、
・・・・ない。
本当にないです。
いくつか、予備校のサテラインをやっている私塾もあるので、ピカは何度か足を運び話を聞いたりしていたのですが、・・・これは、とても、浪人生が勉強する環境ではない、と本人は考えたようです。
もし、地元に残って浪人するとしたら、本当に完全なる「宅浪」で、模擬試験は高校に頼んで、高校生がやるときに一緒に受けるのです。
それでも、勉強以外の負担はまったくない「自宅浪人」
自宅浪人すれば、どーんな高い学習教材も買ってあげるよー、あれもしてあげるよー、これもしてあげるよー、と、心配なあまり、オプションをつけまくる親でしたが、(・・・今年このような形での地元浪人をして東大に入った人もいましたしね)
ピカは、
「・・・・。・・・仙台で下宿する!」と、悲壮な決意をしました。
「ウチ、とにかく回りに勉強する人がいないと、勉強できないの」

(そんな程度の勉強なら、大学行くなよ!、とキツイことを言うのはやめておいて・・・)

ここで、チクリンが
俺なら迷わず宅浪だけどな。そんなにしてまで食事の苦労したくないよ」と言ってたことを付け加えます。

このころ、ピカリンは、脈絡なくすぐ目を真っ赤にして涙声になる、若干神経衰弱の状態になっていました・・・。

 

さて、遅れに遅れている4月からの居場所探し。

手付金も払わないで来てしまった「下宿」があいていることを電話で確認、予約し、
もう、そこで生活することのプラスイメージを重ねながら、準備に入りました。

ヘルシーハットさんへは、自転車で15分くらい。
予備校へも自転車で15分くらい。
ドラッグストアとスーパーがすぐ近くで、
アパート乱立の地域だけど、道路でおじいさんが散歩してたり、子どもたちが走って遊んでいる、
畳6畳。風呂トイレ一緒。でも、台所は一人前。冷蔵庫洗濯機の置き場所アリ!という下宿でした。

(つづく)(コメント欄閉じています<(_ _)>)
(ここで、チクリンお泊まり準備が入ったため、連載(?)は小休止です)

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大学浪人決定のピカの性格

事の次第を理解したのが遅かったピカリンの母もまた、
事の次第を理解したのが、遅かった・・・!

「自炊」はね、
できると思ったんですよ。
小さい頃からのピカリンをご存知の方は知っておられると思いますが、鍛えましたから・・・!
しかーし
防犯とか? 片付けとか?
そういう「だらしない」とか「きちんとしている」という分野、誰もが備えている分野の方面において、非常に非常にマイナス面のありますお気楽田舎暮らしのノホホン娘
こやつが、それなりの「都会」で一人暮らしをしていけるか?という点で、
しかも「浪人生」という立場で、という点において、
事の次第を理解していなかった、不肖、タケ氏であります。

はじめは、
「予備校いくんだったら、東京の予備校の方が、講師の質も生徒の質も高くていいんじゃない?」などと、のたまっていましたが(私)、
具体的に具体的に考えると、
アレルギー体質の自分を生活の面で全て管理しながら、&医者や食材の店なども全て自分で開拓しながら、&慣れないバスや電車の利用もしながら(ほとんど乗ったことなし)、&都会の防犯も意識しながら(ヤツは自分の部屋の鍵をかけたことがない)、一生懸命ストイックに勉強に没頭して成績を上げる(イマイチ勉強向きではないピカリン)、
以上を1年でやりきる。
っちゅーのは、今の彼女にとって無理難題ではないか?
と、思い至ったのであります。

そうして、これまた全然、出遅れどころか何も考えていなかったと思われる父たけ夫。
彼も具体的に具体的に考え始めると、
顔が青ざめ、
「この地方で、宅浪しろ!」派になりました。

しかーし、
田舎のノホホン娘のピカリンには、もうひとつ、変え難い性格があった。

それは、
好奇心旺盛で、
人の幸せは自分も手に入れなきゃ気がすまない
という性格
です。

大体、この性格だったからこそ、今までの数々のアレルギー的困難も正面突破でこなしてきたのでした。(「みんなが楽しんでいる沖縄旅行を自分は出来ないなんて考えられない!全行程塩むすびだったとしても、私は行く!」と言ったときは、ちょっと驚きました)

さて、ところで、
新たな経験
「行き先が決まらない居場所のない状態」
「学力的に、結構初めて?否定された状態」
「友達もどんどんどこかに行ってしまう(ここはほぼ全員地元を出る)孤独状態」
「気弱な時に、活字でアレルギー児お断りというのを見たプチショック状態」
が彼女のうえに積み重なり(と思われます)、
初めて「土壇場」を経験しているという状態が、
彼女を追い込んでいきました。
この「状態」は、「今までの性格」云々を凌駕するシチュエーションでありました。
これがね、
大学合格後の
「行く先が決まっていて」
「学力的にも、合格という評価を受け」
「新しいキャンパスライフへの希望に胸を膨らませている」状態であったなら、
多少の「アレルギー児、おことわり」を言われても、「ケッ!」だったと思うのです。
そのあたりが、
「浪人生」となったアレっ子を、コト取り立ててブログに書く意味があるんじゃないかと思って長々書いてマース。

 

教訓;地方出身者が、浪人の一年をどう過ごすかは、アレっ子の最初の試練としては、ちょい特殊環境である。

(つづく)

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