« 出羽庄内国際村 ワールドバザール | トップページ | 塾で鍛えた頭と、定期テスト・・・ »

2009年6月21日 (日)

デイライトクラスに寄せられた質問から(PAPPAの基本スタンス)

最近、「デイライトクラス」について、何人かの人に聞かれることがあったので、そのとき話したことを書いてみようかと思います。

 

「デイライトクラス」は、学校に籍がありながらも、学校に通っていない、
または、学校に籍もないけど、勉強したい、居場所が欲しい、
という人(中一~高3を考えています)のための
日中のクラスです。

デイライトクラスを始めた直接のきっかけについては、
前に記事を書きました。

3月15日の記事ですが、このとき生徒がいなかったこのクラスも、今は生徒がひとりいます。
その生徒の希望で、英語を学ぶクラスになっています。

が、

もし、新しく誰かが入ってきたら、また、違う形式のクラスになると思います。
今の生徒とも、そういう話になっています。

 

Q.フリースクールなの?

いいえ、違います。
「フリースクール」の定義をWikipediaで見ると、「学校ですべき勉強を補完する」という意味があるようで、そういう点では、フリースクール的な側面があるかもしれません。
総時間数が少なく、限られたことしかできないという点で、「フリースクール」という言葉から一般的に受けるイメージとは、違うと思います。

 

Q.フリースペースなの?

いいえ、違います。
学校に通っていない人の「居場所」になる、という意味では、フリースペース的な側面があるかもしれません。
が、学習塾ということで、基本的に勉強をします。
勉強をしなくても、本を読むとか、絵を描くとか、他の人の邪魔にならない範囲で静かに過ごすのもOK
です。が、休み時間以外は、あまりおしゃべりなどはできないと思います。
 

 

Q.料金はいくらなの?

1ヶ月、決まった曜日の決まった時間に通っても通わなくても、1万円を考えています。
塾として提供する内容によって少し変えた方がいいかと思うのですが、細かく考えると面倒なので、とりあえず、大体1万円です。(入塾料無し)

 

Q.親は行かせたいと思っているが、本人がその気にならない。

あまり、入る、入らないを考えず、どんなところか様子を見にきてみてください。と、伝えたいです。
今いる生徒も、様子を見に来て、「通おう」と思うまで、1ヶ月くらいかかっています。
すぐに答えを出さなくても、「こういうところもあるんだな」という情報になるかも、くらいの物見遊山でおいでくださると良いと思います。

とはいっても、知らない人に会うこと、知らない場所へ行くこと自体、かなりのエネルギーが必要なので、そのあたりは、本人の気持ちを尊重して欲しいかな、と思います。

どんな人がやっている塾か、それも不安だと思います。

私自身、15歳から27歳くらいまで、「うつ病」と診断されたり「抑うつ性神経症」と診断されたりする時期がありました。埼玉にある精神科の病院に入院したこともありました。大学もあまり通えなかったなぁ。
だから、学校に行けていない、外に出づらい人の気持ちが何でもかんでもわかるとは言いませんが、まったくそういう経験をしたことのない人よりは、少しは、気持ちのひだに寄り添えるかなぁ、と思っています。
入院していた時期の友達・知り合いもおり、
こういう話を、機会があればオープンに話しているので、学校に行けなくなった友人、そういう状態のお子さんを持つ親の友達(庄内地区に限らない)、または家族にうつ病の方がいる友人も、今まで何人か出会っていて、
これまた、特に「経験値」が高いわけではないですが、
何もそういうことをわからず、デイライトクラスを開いているわけではないよ~~、というのは、あります

人それぞれの生き方があるように、今置かれている状況や、「症状」も千差万別だと思います。
「こうすべき」というのはないと思っています。

こんなところが、ご本人に始めに伝えておきたいことかな、と思います。
 

 

Q.では、勉強を教えるのが基本なのですね?

学習塾だし、私ができるのはそれくらいなので、学習が基本です。

でも、一番の気持ちは、「ナイーブな人間が、この(若干無神経な?)社会を、どうやって生きていったらいいか、私も日々模索中でもあるから、一緒に考えながら、がんばっていこ」
みたいな感じ
です。

また、今までいた「不登校」の生徒に対しては、
「自分は学校に行っていなかったから、中学の学習範囲の事はわからないし、苦手だ」という意識を一生持って欲しくないな、
社会に出ても、「私は学校に通ってはいないけど、中学の範囲の学習はきちんと修めた」という自信を持って生きていって欲しい、という気持ちで指導に当たっていました。

学校以外でも、そういう自信を与えたり、それをサポートする場というのは、絶対必要だと思います。

また、

学校というところは、通っていなかった者が通い始めるのに、超えなければならない心のハードルがとても多いので、そのうちのいくつかを、この塾で超えてみるのもいいかな、と思っています。

 

それぞれ状況はいろいろだし、私自身も未熟ですので、どれだけのことができるかはわからないのですが、塾★PAPPAのスタンスは、大体こういうところなので、それを前提に、講師と塾生で少しずつ話しながら、塾での時間の使い方を決めたり変えたりしていければいいな、と思っています。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

また、何かご質問がありましたら、お寄せくださいね。

|

« 出羽庄内国際村 ワールドバザール | トップページ | 塾で鍛えた頭と、定期テスト・・・ »

「不登校」の人のためのクラス」カテゴリの記事